成長

2013年05月28日

「世界とつながる仕事」に、 大学で培った語学力や行動力を活かしています。

vol.27

文学部 英文学科

実践的な授業やイギリス留学などを通して、語学力や行動力を養いました。

高校生のとき、愛知淑徳大学のオープンキャンパスに参加し、英文学科で学びたい!と強く思いました。特に惹かれたのは学科独自の「海外セミナー」です。単位を修得しながら休学せずに留学ができると先輩や先生に聞き、充実した大学生活が送れると感じました。
実際に入学し、1、2年次は語学力を養うことはもちろん、多様な国の文化や習慣などをネイティブ・スピーカーの先生方に教えていただき、異文化理解力も身につけることができました。さらに授業では英語を使ってプレゼンテーションする機会が多く、自分の考えや思いを的確に伝えるための表現力や発信力も磨かれたと思います。また、国際交流のサークルに所属し、留学生との交流を通じて価値観の多様性、その尊さを学びました。
こうして英文学科で培った力を活かし、3年次にイギリス・リーズ大学での海外セミナーにチャレンジしました。約4カ月間の留学で最も思い出深いのが、ホームステイ先での共同生活です。サウジアラビア、リトアニア、ポーランド、ロシアなどさまざまな国の留学生たちと一緒に食事などを楽しみ、毎日とても賑やかに語り合いました。世界各国の友達との出会い、異文化を肌で感じた経験は、私にとって宝物です。そして留学を通して行動力が鍛えられたことで、帰国後はアメリカ文学に関する研究、トワイライトスクールでのボランティア活動、就職活動にも意欲的に取り組むことができました。

「海外とつながる仕事がしたい」という志を果たし、さらなる自己成長をめざしています。


 中部国際空港旅客サービス株式会社に就職して間もない現在、販売サービス部 販売管理グループに所属し、海外から届く商品の通関業務を担当しています。免税店に並ぶ商品一つひとつの税関手続きに必要な書類を作成していますが、その文面はすべて英語です。通関や商品などに関する専門用語も数多くあり、業務に必要な知識をしっかりと身につけようと、日々、全力で仕事に打ち込んでいます。
この1年は、社会人としての基礎固めに励み、キャリアアップに対するビジョンも明確にしていきたいと考えています。今の私があるのは、在学中、英文学科の先生方やキャリアセンターの方々が親身にサポートしてくださったおかげです。「海外とつながる仕事がしたい」という初志を貫き、自分の道を歩んでいけるよう、今後も努力やチャレンジを積み重ねていきます。そう強く思えるのは、英文学科で共に学んだ仲間がいるから。それぞれ教育現場やブライダル業界、アメリカ留学など、進んだ方向は異なりますが、これからもお互いに刺激し、励まし合えるかけがえのない存在です。愛知淑徳大学への進学を考えている高校生の皆さんも、さまざまな出会いや経験、挑戦を大切にして前進し続けてください。

2013年4月 取材