成長

2014年05月19日

大学で培った目標達成力を活かし、客室乗務員としても成長し続けたい

vol.32

文学部 英文学科

夢に向かって全力を尽くした、充実した学生時代。

客室乗務員になりたい! その思いが芽生えたのは、初めて国際線の飛行機に乗った高校2年生のとき。体調を崩してしまった私を親身に介抱してくださった客室乗務員の方の笑顔に心強さを感じ、憧れを抱きました。外国人のクルーと流暢な英語で打ち合わせする姿も輝いて見え、カッコイイ!と惚れぼれ。以来、航空業界に強い大学への進学を希望し、見つけ出したのが、愛知淑徳大学 文学部 英文学科です。世界に通用する英語コミュニケーション能力を伸ばせるのはもちろんのこと、独自のエアライン講座を開講し、航空業界への就職実績もある、私の理想通りの学科だと思いました。実際に入学して4年間学び、この選択は正しかったと心から感じています。

 在学中は、英語の「読む」「聞く」「書く」「話す」力を鍛える実践的な授業、TOEICのスコアアップ、子どもの言語習得に関するゼミでの研究、小学校英語活動サポートなどに励み、英語漬けの刺激的な毎日を過ごしました。英語の教員免許状取得をめざして教職課程科目も意欲的に履修し、さらに秘書技能検定2級やサービス介助士など客室乗務員の仕事に役立つ資格の取得にも励みました。
何事にも全力で取り組む中で培われたのは、目標達成力です。「今、自分は何をすべきなのか」を考えて自ら目標設定し、ひとつひとつを着実に達成していくことの大切さを学びました。そして、英文学科の先生方や仲間、キャリアセンターの職員の方々など、多くの支えがあったからこそ、「客室乗務員になる」という大きな目標もかなえることができたと、心から感謝しています。

お客様の心に寄り添うサービスができるよう、前進あるのみ!

 全日本空輸株式会社の客室乗務員となって2年目の現在、国内線の飛行機に搭乗し、お客様に安心で快適な空の旅を提供できるよう保安業務やサービス業務に力を注いでいます。何よりも大切な使命は、お客様を目的地へ安全にお届けすることです。機内の安全状況を確実に把握した上で、クルー全員で情報や思いを共有し、お客様一人ひとりの心に寄り添うサービスをチームワークで実現していきます。
日々、心掛けているのは、限られたフライト時間の中でお客様と積極的にコミュニケーションを図り、どういったサービスが喜ばれるのか、心のアンテナを立てること。楽しい思い出づくりのお手伝いができたらといつも願って接客しているため、お客様が笑顔で「ありがとう!」といってくださるとき、この上ない喜びと客室乗務員の仕事のやりがいを感じます。

 今後の目標は、国際線乗務資格の取得です。保安・サービス両面の基本業務を徹底し、より幅広い知識を吸収して世界の空をめざします。そして、高校2年生のときに憧れた方のような客室乗務員になれるよう、大学で身につけた目標達成力をはじめとするさまざまな力を発揮していきたいと思います。高校生や学生の皆さんも、夢や目標に向かって進み続けてください。自分から起こしたアクションは、どんな小さなことでも必ず未来を拓く力になります。