交流

2017年12月28日

子ども大学にっしん―ようこそ科学の世界へPart2―

子ども大学にっしん―ようこそ科学の世界へPart2―

2017年11月5日(日) 長久手キャンパス 理科室

教育者をめざす学生たちが小学生を対象にした
学習イベントを開き、子どもたちに笑顔を届けました。

 2017年11月5日(日)、日進市と本学の文学部 教育学科が共催した学習イベント「子ども大学にっしん―ようこそ科学の世界へPart2―」が開催されました。会場となった長久手キャンパスの理科室には、日進市の小学校に通う4~6年生27名が集合。教育学科 佐藤成哉先生と学生有志9名が進行を務め、理科の実験をもとにしたデモストレーションやワークショップをおこないました。

子ども大学にっしん―ようこそ科学の世界へPart2―

子ども大学にっしん―ようこそ科学の世界へPart2―

 前半は学生や先生によるデモストレーション。目隠しした状態で数字を言い当てる「透視」や2つの空き缶を使って勇ましい音を出す「恐竜の雄叫び」など、子どもの興味をひきつけるさまざまなパフォーマンスを披露しました。

子ども大学にっしん―ようこそ科学の世界へPart2―

子ども大学にっしん―ようこそ科学の世界へPart2―

 後半は工作タイム。CDを使ったブンブンゴマや自分の手元に戻ってくる紙飛行機など、子どもたちは学生のサポートを受けながら、自由におもちゃを製作。できあがったおもちゃで元気よく遊び、科学の不思議や楽しさに出会うひと時を過ごしました。
 イベントの最後には佐藤先生が「今日の実験や工作にはすべて理科で学ぶ理論が隠されています。今日はあえてその理論は説明しませんでしたが、自分たちで"どうしてこうなったんだろう"と理由を自由に考えてもらえれば、自ら学ぶ力が育まれると思います。そして、少しでも理科を好きになってもらえたらうれしいです」とあいさつ。参加した小学生たちはもちろん、サポート役を務めた学生たちにとっても、子どもたちの好奇心を引き出す方法やわかりやすく説明する力など、教育者に欠かせない力を養い、日頃の学びの成果を披露する素晴らしいイベントとなりました。