交流

2017年12月28日

教育学会主催 第11回「学遊フェスティバル」

教育学会主催 第11回「学遊フェスティバル」

2017年10月29日(日) 長久手キャンパス10号棟1階

「学びを楽しむ」イベントを学生主体で企画・運営。
子どもたちの笑顔があふれる一日になりました。

 大学祭2日目の10月29日(日)、小学校教員・特別支援学校教員をめざす教育学科の1、2年生が、教育学会主催の伝統的なイベント「学遊フェスティバル」を学内で開催しました。招待するのは、学校教育体験やボランティア活動などでお世話になっている、長久手市内の小学校の子どもたちです。台風の影響によるあいにくの天気にも関わらず、今年も大勢の子どもたちが元気いっぱいに集まり、それぞれのブースには、賑やかな声が響いていました。学生がアイデアを出し合い、準備したワークショップやゲームの数々は、子どもたちに大好評。教員志望の学生にとって、子どもたちと楽しく交流する一日は、教育現場で求められる柔軟な思考力や行動力、瑞々しい感性を磨く有意義な時間になりました。

教育学会主催 第11回「学遊フェスティバル」

教育学会主催 第11回「学遊フェスティバル」

 牛乳パックの楽器づくりでは、学生がやさしくレクチャー。完成すると子どもたちは笑顔で鳴らしていました。また、音楽会では学生たちがアニメソングを演奏し、子どもたちもダンス。音楽を通して楽しい時間を共有しました。

教育学会主催 第11回「学遊フェスティバル」

教育学会主催 第11回「学遊フェスティバル」

 子どもたちが夢中になったのは「キラキラスノードーム」「紙コップけん玉」「ぴょんぴょんガエル」の工作。身近なものからワクワクするおもちゃを生み出す"ものづくりの楽しさ"を、学生たちは伝えていました。

教育学会主催 第11回「学遊フェスティバル」

教育学会主催 第11回「学遊フェスティバル」

 身のまわりにある「不思議」を体感できる、科学実験を実施。飛ばしても戻ってくる紙飛行機、CDでつくるブンブンゴマなど、自分の手を動かしながら実験に参加できるとあって、子どもたちは楽しく科学を学んでいました。

教育学会主催 第11回「学遊フェスティバル」

教育学会主催 第11回「学遊フェスティバル」

 車いすでおこなう「輪投げ」、アイマスクをして積み上げる「グラグラタワー」など、体験を通して「障がい」「福祉」について理解を広げました。子どもたちにとって「思いやり」の行動を学ぶきっかけになったようです。

教育学会主催 第11回「学遊フェスティバル」

教育学会主催 第11回「学遊フェスティバル」

 「どうぶつ将棋」「どうぶつおとし」「ビー玉ボブスレー」など、頭を働かせながら楽しむゲームや遊びを用意。学生たちは将棋の簡単なルールを教えるなど、子どもたちの知的好奇心を刺激する言葉掛けをしていました。

学生インタビュー

一人ひとりの個性を伸ばせる教員をめざします。

教育学会主催 第11回「学遊フェスティバル」

文学部 教育学科 2年
代表:岸 汰朗さん
副代表:野口 早樹さん

 賑やかで華やかな「サーカス」をイメージして、今年の学遊フェスティバルを企画しました。準備をスタートさせたのは、5月ごろ。それから約半年間、ブースごとにチームを組んで話し合いを重ね、子どもたちが「学び」を楽しめるイベントを一からつくり上げていきました。今日、子どもたちのキラキラ輝く笑顔を見ることができて、みんなで喜びや達成感をわかち合っています。今回の活動を通して、「子どもたちが楽しめる授業づくり」「子どもの知的好奇心を刺激する教え方」「仲間と協力し合うことの大切さ」などを学ぶことができました。こうした経験を今後の学修、地域でのボランティア活動、教育実習などにもつなげて、子どもたち一人ひとりの個性を伸ばせる教員へと進んでいきたいと思います。