交流

2019年01月10日

なごや健康カレッジ「明日につなごう元気なからだ」

なごや健康カレッジ「明日につなごう元気なからだ」

2018年11月19日(月) 長久手キャンパス 多目的室・体育館

名東区の高齢者を対象とした健康づくり講座を実施。
大学ならではの専門的なアプローチが好評を博しました。

 名古屋市では市内近郊の大学と連携し、「なごや健康カレッジ」と題した健康づくり講座を開講しています。この講座の一つとして、本学では名東区民の高齢者を対象とした講座を開講。スポーツ・健康医科学科と心理学科の学生がサポートスタッフを務める中、全6回のプログラムを展開しました。講座の前半ではボッチャと呼ばれる障がい者スポーツを体験。チームに分かれて赤と青のボールを転がし、「ジャックボール(目標球)」にいかに近づけるかを競い合うゲームで、ルールはカーリングに似ています。ゲーム性のあるスポーツに挑戦してみたいという過去の参加者の声を反映して取り入れたプログラムで、講座に集った皆さんは共に汗を流しながら、ボッチャを楽しみました。

なごや健康カレッジ「明日につなごう元気なからだ」

なごや健康カレッジ「明日につなごう元気なからだ」

 講座の最終日となった11月19日(月)には、講座の成果がいかに現れているかを確認するため、「体力測定」を実施。体の柔軟性をはかる長座体前屈や筋力をはかる握力測定、体のバランス感覚をはかる閉眼片足立ちなど、専門の測定器を使い、学生のサポートを受けながら自分の体力をチェックしていきました。参加者の皆さんは初回に実施した体力測定の結果と見比べながら一喜一憂。講師をつとめた本学の教員から「体力づくりは継続することが何よりも大切です。今回この講座に参加したことをきっかけに、毎日の生活に運動やストレッチを取り入れてみてください」とアドバイスをおくられました。

なごや健康カレッジ「明日につなごう元気なからだ」

なごや健康カレッジ「明日につなごう元気なからだ」

 サポートスタッフとして参加した学生は「普段接する機会の少ない年代の方々と一緒に体を動かすことができ、前向きな姿勢と元気な姿にパワーをもらいました。年齢問わずみんなで楽しむことができるスポーツの魅力をあらためて感じることができました」と、心も体もあたたまるスポーツの素晴らしさを実感したようでした。
 本学では今回のなごや健康カレッジのように、積極的に地域の皆さまへ知の財産を発信していくことで、健やかな暮らしに貢献していきます。