交流

2019年10月21日

CCC 日中韓交流イベント

CCC 日中韓交流イベント

2019年7月25日(木) 星が丘キャンパス アクティブ・ラーニングスタジオ、体育館など

ゲームやプログラムを企画・実施し、日本・中国・韓国の
子どもたちの国際交流の架け橋となりました。

 本学のコミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)は、学生たちの地域貢献活動をサポートするため、ボランティアなどについて学ぶ授業の開講やボランティア活動の紹介などをおこなっています。学生たちは高齢者支援、障がい者支援、幼児・児童への支援など、自らの興味に合わせて、CCCのサポートを受けながらボランティア活動の参加や学生団体の運営をおこなっています。
 7月25日(木)には、名古屋青年会議所が主催する「日中韓少年少女サッカー交流事業」の一環として、サッカーチームに所属する日本・中国・韓国の小学生が本学のCCCを訪れました。その子どもたちを対象に、本学の学生が子ども同士の親睦を深めるためのイベントを開催。学生たちは、日本語・英語・中国語・韓国語を駆使しながら会を進行し、子どもたちがスムーズに交流できるよう笑顔でサポートをしていきました。

CCC 日中韓交流イベント

CCC 日中韓交流イベント

 最初のプログラムは体育館でのゲーム。一つ目のゲームはジェスチャーゲームで、「母国語が違う子どもたちでもジェスチャーなら通じ合えるだろう」と学生たちが心を込めて準備をしたものです。同じ絵柄のカードを持った仲間を見つけるゲームで、子どもたちはカードに描かれた動物を身振り手振りで表現しながらメンバーを見つけ出していました。二つ目のゲームは各国にまつわるクイズ。ジェスチャーゲームでグループになったメンバーが力を合わせて回答。「日本・中国・韓国の領土を合わせた面積はいくつでしょう?」「中国茶の日はいつでしょう?」「韓国での1年間の焼き肉の消費量はどれぐらいでしょう?」といった問いかけに、子どもたちは元気いっぱいに、答えだと思う札に向かって駆け出していました。
 充分に場があたたまったところで会場をアクティブ・ラーニングスタジオに移し、今度はチームに分かれて「自分たちが住みたい未来のまち」の絵を描くプログラムに挑戦しました。空飛ぶ車、移動できるマンション、虹色のサッカーボール、ハートで囲われた日本・中国・韓国の国旗・・・。子どもたちは思い思いに自分たちの理想の未来を描き出し、自分たちの作品を堂々と発表しました。

CCC 日中韓交流イベント

CCC 日中韓交流イベント

 その後、子どもたちがお待ちかねのランチタイム。交流ラウンジEASTにてからあげ丼と味噌汁を平らげ、そのおいしさに満面の笑顔を浮かべていました。子どもたちは簡単な英語を駆使して、日本語・中国語・韓国語で自分の名前はなんと発音するのか聞き合ったり、手遊びを教え合ったり、あっという間に仲良しに。腕相撲で互いの力を競い合う場面も見られ、国籍関係なく友だちになれたようでした。

CCC 日中韓交流イベント

CCC 日中韓交流イベント

 最後のプログラムはふたたびアクティブ・ラーニングスタジオに戻り、この日司会進行を務めた学生たちが挨拶。「国籍は違うけれど、サッカーが大好きなこと、お互いに仲良くなりたいと思っていること、大きくなっても仲良しのままでいたいこと、その思いが同じであることが分かったと思います。大人になっても今日の日の交流を忘れないでいてください」とメッセージし、未来を担う子どもたちにエールを贈りました。
 最後まで子どもたちの笑顔が溢れた今回の国際交流イベント。プログラムを運営した学生たちも子どもたちにつられて自然と笑顔になり、参加した全員が楽しめる幸せな時間を過ごすことができました。本学ではCCCを中心に学外に開かれた大学をめざし、さまざまな活動を積極的に実施することで学生たちの主体性や共同する力を磨いていきます。