交流

2019年12月18日

なごや健康カレッジ「明日につなごう元気なからだ」

なごや健康カレッジ「明日につなごう元気なからだ」

2019年11月18日(月)長久手キャンパス多目的室・体育館

名東区の高齢者に向けて健康づくり講座を開講。
パラスポーツ「ボッチャ」を通して頭と体を鍛えました。

 「なごや健康カレッジ」とは、名古屋市と名古屋市内近郊の大学が連携して実施する健康づくりの講座です。本学は名東区民の高齢者を対象とした講座を担当しており、健康スポーツ教育センターの教員が講師を務め、高齢者の皆さまがいつまでも楽しく健やかに過ごせるようなプログラムを考案し、スポーツ・健康医科学科の学生がサポートスタッフとして活躍しています。
 講座は全6回あり、11月11日(月)には、第2回「スポーツで鍛えよう頭と体」が開催されました。「ボッチャ」という競技を通して仲間と一緒に楽しみながら体力づくりをおこないました。

なごや健康カレッジ「明日につなごう元気なからだ」

なごや健康カレッジ「明日につなごう元気なからだ」

 前半は多目的室にて準備体操。関節の柔軟運動やストレッチなどのほか、一人ジャンケンで毎回かならず右手が勝つようにグー・チョキ・パーを出していきます。簡単そうですが、これがなかなか思うように行かず、参加者たちは苦戦しながらも笑顔で挑戦していました。
 準備運動が終わると体育館に移動し、いよいよボッチャをおこないます。ボッチャとは障がい者のためにヨーロッパで考案されたスポーツですが、近年は年齢・性別関係なく楽しめるレクリエーションとしても注目されています。チームに分かれて赤と青のボールを転がし「ジャックボール(目標球)」にいかに近づけるかを競うゲームで、ルールはカーリングに似ています。

なごや健康カレッジ「明日につなごう元気なからだ」

なごや健康カレッジ「明日につなごう元気なからだ」

 基本的なルールは前回習得しているので、今回は競技に挑戦します。学生と参加者がペアを組んで1チームとし、それぞれ6グループに分かれて試合開始。意図通りの場所にボールを転がすのが難しく、参加者たちは「惜しい!」、「ぜんぜん違う!」と口々に言いながらも真剣な表情でゲームに没頭しています。サポートした学生たちも「最初は単純なゲームだと思っていたけれど、やってみると奥が深い!」、「皆さんと一緒に運動をして、心が通じ合うような気持ちになりました」と参加者たちとの交流を深めていました。
 今後も本学では名古屋市と連携して「なごや健康カレッジ」のような取り組みに積極的に参加し、地域の皆さまの健やかな暮らしに貢献していきます。