交流

2020年03月24日

北名古屋市福祉部高齢福祉課×愛知淑徳大学 共同事業

北名古屋市福祉部高齢福祉課×愛知淑徳大学 共同事業

2020年1月29日(水)北名古屋市文化勤労会館

健康栄養学科とスポーツ健康医科学科の学生たちが、
高齢者の健康づくり、体力づくりのサポートを行いました。

 1月29日(水)、北名古屋市文化勤労会館にて、北名古屋市の福祉部高齢福祉課と本学の健康栄養学科とスポーツ健康医科学科が共同で、高齢者のためのフレイル予防を目的とした教室を開催しました。健康栄養学科の榎ゼミから5名、スポーツ健康医科学科の平野ゼミから8名の学生が参加し、参加者の皆様の食生活と体力測定などのサポートを行いました。

北名古屋市福祉部高齢福祉課×愛知淑徳大学 共同事業

北名古屋市福祉部高齢福祉課×愛知淑徳大学 共同事業

 2019年9月から始まった教室は、文部科学省日本学術振興会科学研究費助成事業等の助成により実施。第1回目として参加者の食生活や基礎的な体力を知るために、アンケート調査と体力測定をを行いました。10月には栄養・運動教室を実施し、1日あたり多くの種類の食品を食べるようにしましょう、40分の身体活動を心がけましょうと呼びかけ、11月にその確認や体力づくりに関する講演会を行いました。食生活については、北名古屋市の管理栄養士である伊藤邦彦先生に「介護予防に必要な栄養素を知ろう」の講義をご担当いただきました。そして第4回目となる今回は最終回で、3ヶ月間の成果を確認。参加者はみな和気あいあいと会話をしながら、リラックスしている様子で、調査・測定にのぞんでいました。

北名古屋市福祉部高齢福祉課×愛知淑徳大学 共同事業

北名古屋市福祉部高齢福祉課×愛知淑徳大学 共同事業

北名古屋市福祉部高齢福祉課×愛知淑徳大学 共同事業

北名古屋市福祉部高齢福祉課×愛知淑徳大学 共同事業

 当日はリハーサル室、視聴覚室、会議室の3つの部屋に分かれて実施。リハーサル室では食生活の状況を確認するためのアンケート調査、身長測定、手腕作業検査盤による手腕の器用さの測定、握力測定などが行われました。視聴覚室では椅子の立ち座りテスト、椅子から立ってコーンの周りを回って同じ椅子に座るTimed up & Goテスト、会議室では5mの歩行テスト、開眼片足立ちのタイム計測に挑戦しました。

北名古屋市福祉部高齢福祉課×愛知淑徳大学 共同事業

北名古屋市福祉部高齢福祉課×愛知淑徳大学 共同事業

 参加者たちは学生と会話を楽しみながら、終始笑顔であたたかな雰囲気。学生たちも参加者のペースに合わせながら柔軟に対応していたところが印象的でした。
 多様な食品を摂取すること、身体活動を毎日取り組むことは、体力の低下を予防するだけでなく、要介護化の予防にも効果があると言われています。この教室を終えた後も、参加者各自が歩数計を身につけ、セルフチェックを続けていく予定です。
 北名古屋市福祉部高齢福祉課の方にも、参加してくださった高齢者の方々にも好評だった今回の教室。今後も北名古屋市との共同事業はさらに広がりをみせそうです。