交流

2020年12月24日

CCC オンライン長久手子ども食堂

CCC オンライン長久手子ども食堂

2020年12月5日(土) 長久手キャンパス コミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)

オンラインの子ども食堂を開催。
料理の作り方や食品の栄養素について、
子どもたちにわかりやすくレクチャーしました。

 コミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)では、行政やNPO団体と連携してさまざまな地域活動に取り組んできました。長久手市にある子ども食堂のボランティア活動もそのひとつです。しかし、今年度は新型コロナウイルスの影響により対面での活動は中止。そんな中、コロナ禍でも子どもたちのためにできることを考え、本学の学生3名が長久手市の協力のもと、オンライン子ども食堂を企画。長久手市の小学生を対象に、オンラインで料理教室と栄養講座を実施しました。

 この企画に携わったのは福祉貢献学科 子ども福祉専攻の学生1名と健康栄養学科の学生2名。学生たちは、子どもたちが自宅で簡単につくることができる「ツナと塩昆布の炊き込みごはん」のレシピを考案。事前にレシピや材料などを参加者に送付しました。
 12月5日(土)は、オンライン子ども食堂の当日です。学生たちは事前に打ち合わせとリハーサルをおこない、準備は万全。開始時間が近くなると、オンライン上には続々と子どもたちが集まり、学生たちは「おはようございます!お名前は?」と一人ひとりに話しかけて緊張をほぐしました。

CCC オンライン長久手子ども食堂

CCC オンライン長久手子ども食堂

 会がスタートすると、学生たちはツナと塩昆布の炊き込みごはんの作り方をレクチャー。実演しながら調理のポイントを説明しました。次に栄養講座を開催し、食品の栄養素について、手作りのパネルとイラストを使ってわかりやすく説明。人気のキャラクターを使った解説に、子どもたちは興味津々。終始楽しそうな表情を浮かべ、普段口にしている食品の栄養素について学んでいました。

CCC オンライン長久手子ども食堂

CCC オンライン長久手子ども食堂

 学生たちはオンラインを通して、子どもたちと楽しく交流しながら、栄養の知識をレクチャーすることができました。今後もコロナ禍の逆境に負けず、さまざまな工夫で地域の子どもたちを支えていくことでしょう。CCCではこれからも学生たちの地域貢献活動を支援していきます。

■中日新聞(2021年2月18日)にも長久手子ども食堂が紹介されました>