交流

2022年12月01日

交流文化学部 林ゼミ 学生グループtamagon 中学校講演

交流文化学部 林ゼミ 学生グループtamagon 中学校講演

2022年9月20日(火)豊田市立前林中学校 体育館

交流文化学部の学生グループが中学校で講演会を開催。
環境問題について分かりやすく説明し、楽しく活動できることをアピールしました。

 本学にはSDGs活動やボランティア活動に取り組む団体が多くあります。そのなかの一つが交流文化学部 林ゼミに所属する学生グループ「tamagon(タマゴン)」です。tamagonは海岸に漂着した海洋プラスチックを回収し、それらを活用してアクセサリーを作成・販売しています。それによってさまざまな世代に海洋プラスチック問題やSDGsについて知ってもらい、環境問題への関心を深めることを目的としています。tamagonの活動はメディアに取り上げられるなど少しずつ認知を広げており、そして今回、彼らの活動が評価され、豊田市立前林中学校にてtamagonによる講演会が決定しました。

交流文化学部 林ゼミ 学生グループtamagon 中学校講演

交流文化学部 林ゼミ 学生グループtamagon 中学校講演

 2022年9月20日(火)、交流文化学部の中谷さくらさんと石倉佳奈さんは、tamagonを代表して前林中学校の体育館で講演会を開催。中学2年生の生徒と先生を前に、動画や資料、実際に作成したアクセサリーを見せながら、海洋プラスチック問題や自分たちの活動について説明しました。環境問題は中学生にとって少々難しい内容ですが、彼らにも興味を持ってもらえるように、参加型のクイズを出したり、アクセサリーを手に取ってもらったりするなど一方的なコミュニケーションにならないような工夫がされていました。

交流文化学部 林ゼミ 学生グループtamagon 中学校講演

交流文化学部 林ゼミ 学生グループtamagon 中学校講演

 講演中、生徒たちは真剣な表情で耳を傾け、内容をメモしていました。一通りの発表が終わった後は生徒からの質問タイム。中学生らしい素直な質問もあれば、活動の本質を突くような質問も寄せられ、学生たちは少々戸惑いを見せながらも丁寧に質問に答えました。

交流文化学部 林ゼミ 学生グループtamagon 中学校講演

交流文化学部 林ゼミ 学生グループtamagon 中学校講演

 学生たちは今回の講演会について、「今回は中学生向けということで、問題意識よりも楽しさから行動に移してもらえるように発表しました」とコメント。豊田市立前林中学校の内藤先生は「素晴らしい講演会をありがとうございます。tamagonの学生さん達の思いが行動に繋がったところにとても感銘を受けました。学生の立場で自分たちの力で活動を展開し、とても努力されている事も伝わりました。生徒たちにも、自分で考えて行動できるようになってほしいですね」と講演会をきっかけに生徒たちが成長してくれることを期待しているようです。

 今後もtamagonの活動はメディアや講演会などを通じて多くの人に認知されていくことでしょう。本学ではtamagonを含めSDGs活動に取り組んでいる学生団体を支援し、彼らが社会貢献を行いながらも成長する機会を提供していきます。

交流文化学部 林ゼミ 学生グループtamagon 中学校講演