交流

2023年07月27日

ジェンダー・女性学研究所 中学生による訪問

2023年6月8日(木)
長久手キャンパス ジェンダー・女性学研究所、431教室

名古屋分散学習でジェンダー・女性学研究所に訪問した
四日市市立富洲原中学校の皆さんに
ジェンダーについてのレクチャーをおこないました。

 6月8日(木)、三重県四日市市にある市立富洲原中学校の2年生が、名古屋分散学習の一環として愛知淑徳大学のジェンダー・女性学研究所の見学に訪れました。この企画は「ジェンダーに関する問題解決に向けて、若い世代にジェンダーのことを少しでも知ってほしい」という想いから実現しました。

 当日、ジェンダー・女性学研究所に到着したのは、16名の生徒たち。最初に反橋先生からジェンダー・女性学研究所の概要について簡単に説明しました。その後、4号棟の431教室に移動し、「ミニ授業」の開始です。生徒の皆さんからは「ジェンダーについて深い学びを得たいです」とあいさつ。ジェンダーの意味や性の多様性などについて反橋先生がレクチャーしました。学生の運営組織であるステレオリムーブ課からは、ジェンダーレス制服プロジェクトについてその活動を語りました。制服のデザイン3案を見せ、中学2年生の視点からどれがいいのかを聞く場面もありました。

 授業が終わると質疑応答の時間。生徒からは「ジェンダー問題は解決できるのか?」、「愛知淑徳大学にもトランスジェンダーの方はいるのか?」などの質問をいただきました。中には「ジェンダーの行き着く先は?」といった難しい質問も。反橋先生は「ジェンダーの問題は簡単には解決できませんが、今日はジェンダーについて問題があることを認識し、自分がそれについてどのように感じたのかをまとめてほしいと思います。そしてジェンダーを身近な問題として捉えてほしいと思います」とメッセージを送りました。終わりのあいさつでは「ジェンダーについて詳しく解説していただいたことで、深く理解できました」と生徒の皆さんからの感想をいただきました。
 今後もジェンダー・女性学研究所は、ジェンダーについて学外への発信を積極的におこなっていきます。