交流
2023年09月29日
令和5年度 東尾張ブロックボランティア集会
2023年度 地域・ボランティア活動 展示会・講演会・発表会

2023年8月5日(土)長久手市文化の家 森のホール
東尾張ブロックボランティア集会で
本学の学生団体「チームわんわん」と
障がい学生支援活動団体「あすてく」が活動をおこないました。
2023年8月5日(土)、長久手市文化の家 森のホールにて、東尾張ブロックボランティア集会が開催されました。この会は「再発見! 未来へつなぐボランティア~老いも若きも手をとって」と題され、東尾張ブロック(9市2町)で活動するさまざまなボランティア団体が集まりました。
会は東尾張ブロックボランティア集会連絡会会長の水野美々子さんと、社会福祉法人 長久手市社会福祉協議会の川本さつきさんの挨拶からはじまり、来賓として(前)長久手市長の𠮷田一平さん、社会福祉法人 愛知県社会福祉協議会地域福祉部長の石黒学さんが挨拶されました。
開会式が終わるといよいよオープニングパフォーマンスが始まります。最初は朗読の会「吾亦紅(われもこう)」のメンバーから長久手の民話として伝わる「三ヶ峯のうわばみ」、「八左衛門の墓」を朗読。長久手市の図書館などでさまざまな物語の読み聞かせをしている経験を活かして、感情豊かに民話を語り上げました。
民話の朗読が終わると、次は介助犬のデモンストレーションとして、長久手市内にある全国唯一の施設「介助犬総合訓練センター~シンシアの丘~」の方と一緒に本学の学生団体「チームわんわん」がそのサポートとして舞台に上がりました。介助犬は介助を必要としている方の日常生活を支えています。今回のデモではモノを落としたときに拾ったり、靴や靴下を脱がせて、カゴに入れたりするなど、さまざまなお仕事の様子をみせてくれました。チームわんわんのメンバーもそのデモがスムーズにいくようにサポートしました。
休憩をはさんで会は後半へ。座談会として4名の話し手(手話仲間サンドイッチ・橋川ゆかりさん、愛知県立大学教育福祉学部・松宮朝教授、名古屋文化キンダーホルト(児童福祉施設)・千代誠さん、本学チームわんわん・沓名沙弥香さん)が登壇し、ボランティアに関してコロナ禍で再発見をしたことや、未来につなぐボランティア活動をテーマに話し合いました。
話し合いでは「コロナ禍を経験することで、これまで当たり前にできていたことが当たり前ではないことに気付き、あらためてそのありがたさに感謝したこと。そして未来に向けては、一団体でできることは限られている。だからこそ、多くのボランティア団体とつながりを持ち、連携して活動していくことが大切だ」という意見が出ました。またチームわんわんの沓名さんは、InstagramなどのSNSを活用した交流や新しいメンバーの獲得も重要であると話し、学生目線ならではの意見に大きくうなずいているシーンもありました。
その後、再び休憩をはさみ、オンライン限定でボランティア交流会や、次回の開催地である北名古屋市ボランティア代表に会を引き継ぐ、引継ぎ式をおこない東尾張ブロックボランティア集会は終了となりました。
また今回は本学のボランティア学生団体「あすてく」が会の全編にわたって要約筆記(パソコンテイク)を担当しました。発言者の発言内容を正確に文字化し、その内容をスクリーンに映し出し、聴覚障がい者などを支える役割として会に貢献しました。