交流

2024年02月02日

令和5年度 長久手市食育イベント「真菜そば試食会」

2023年11月5日(日) 長久手文化の家 2階 食文化室

長久手市の食育イベントに学生がボランティアとして参加。
伝統野菜「真菜」のPRに貢献しました。

 長久手市では、長久手市食育推進計画の基本理念を「食でつながるまち ながくて」とし、食育のまちづくりを推進しています。食にまつわる多様な取り組みを通し、市民の皆さんの健やかで心豊かな生活を支えています。その一環として、長久手市建設部みどりの推進課主催「長久手を食べよう!~「真菜」そば試食会&マルシェ」が11月5日(日)に長久手市文化の家でおこなわれました。今回のテーマは、長久手市の伝統野菜「真菜」をより多くの人に知ってもらうこと。真菜を使ったそばの試食会が実施され、限定160食が市民の皆さんに提供されました。このイベントの運営にボランティアとして携わったのが、コミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)を介して参加した本学の学生8名。うち6名は健康医療科学部 健康栄養学科の1年生であり、秋冬野菜を使ったレシピの提案にもチャレンジしました。

 準備が本格的にスタートしたのは10月。学生たちはそば打ち体験や真菜そばの試作会に参加して、アブラナ科のツケナである真菜について知識を深めるとともに、ボランティア団体・長久手そば打ち愛好会の方々からそばの打ち方を学びました。そして迎えたイベント当日、長久手市建設部みどりの推進課や長久手そば打ち愛好会の方々のご指示のもと、学生たちはそば打ち、試食会の整理券の配布、試食テーブルの準備・清掃などを担い、イベントがスムーズに進行するようテキパキと行動。試食会は多くの市民の方々の興味を集め、受付に行列ができる盛況ぶりでした。提供されたのは、粉末にした真菜を練り込んだ真菜そばと、普通のそばの2種類。真菜そばはきれいな色合いで風味よく仕上げられ、試食した方々にも好評でした。

 また、試食会では、学生が考案した秋冬野菜レシピのリーフレットを配布。野菜を取り入れた健康的な食生活に貢献できるよう、健康医療科学部 健康栄養学科の6名の学生がそれぞれグラタンや煮物、サラダなど6つのレシピを考えました。

 地域の伝統野菜を広める食育イベントに参加し、食文化を守り伝えることの大切さを感じた学生たち。様々な方々と交流しながら地域貢献に努め、気づきや学びを得る貴重な経験を重ねました。今後もCCCは様々なコミュニティと学生をつなぎ、学内外でのボランティア活動や"生きた学び"を支えていきます。