交流

2024年04月17日

ドイツの交流協定校DHBWのIT担当職員との交流

3月13日(水) 長久手キャンパス、星が丘キャンパス

ドイツの交流協定校DHBWのIT担当職員とスタッフ交流を実施しました。

 本学は、欧米からアジア、オセアニアまで、世界21か国・地域の52大学と交流協定を結んでいます。欧米諸国の中でもドイツはアメリカに次いで交流協定校の数が多く、合計5つの協定校があります。ドイツ南部バーデン・ビュルテンベルク州にあるBarden-Wuerttemberg Cooperative State University(通称DHBW)とは2017年に交流協定を締結し、これまでに3名の交換留学生を本学に受け入れています。昨年、DHBWから本学の情報管理部門とのスタッフ交流を行いたいとの依頼があり、2024年3月、2日間のスタッフ交流が実現しました。

 今回来学したのは、DHBW Lorrachキャンパスにある経営・観光学科の学科長Valentin Weislamle教授とそのご婦人、ITサービス部門でネットワーク管理者として働くDirk Roland氏の計3名。本学では、長久手キャンパスにある管財・情報管理室事務室が受け入れて、本学のネットワーク管理体制、学生・教職員合わせて1万人におよぶユーザーアカウントの管理、サーバーの状況などについて説明し、DHBWの状況も伺いながら情報交換を行いました。
 日本ではクラウドの活用を積極的に進めていますが、ドイツでは学内にサーバーを設置する方法が主流だそうで、クラウドに対する日本とドイツの考え方の違いが明らかに。また、DHBWでは学内システムを独自で構築・運用しているそうで、本学がパッケージシステムを導入・運用していることに驚いていました。
 長久手キャンパス・ツアーもおこない、新1号棟をはじめ情報教育センター等の施設へご案内。新1号棟上層階からは眺望が楽しめるはずでしたが、あいにくの大雨で視界が悪く残念な結果に。PC教室や実習室では、機器の充実ぶりに感心されていました。学食は春休みでクローズしていましたが、「蕎麦などの日本食もあるのか?」と興味津々。

 翌日には星が丘キャンパスを訪問。DHBWはバーデン・ビュルテンベルク州の州都シュトゥットガルトをはじめ3つの都市にキャンパスを有しているそうで、「長久手と星が丘のどちらのキャンパスが先にできたのか?」「学生はどうやってキャンパス間を移動しているのか?」といった、複数キャンパスを有している大学ならではの質問をされていたのが印象的でした。星が丘キャンパスでは、1号館4階のグローバルラウンジも訪問。協定校紹介コーナーでDHBWの写真を発見したり、けん玉に挑戦するなど、高い関心のもと本学の見学を終えました。

 本学は今後も交流協定校との学生交流(交換留学生の派遣・受入)や、今回のようなスタッフ交流を通じて、大学のグローバル化の核となるグローバルな視点をもった人材の育成に取り組んでいきます。