交流
2024年10月25日
日進市連携イベント 子ども大学にっしん

2024年8月8日(木)長久手キャンパス
地域の小学生たちがいろんな物事に興味を持つきっかけ作りとなる講義を開講。
大学の先生が3DCGアニメーション作りについて実践を交えて紹介しました。
日進市と本学は連携協定を結んでおり、2024年8月8日(木)に未来を担う子どもたちの知的好奇心を高められるきっかけ作りとして、大学の先生が専門的・学術的な内容を面白くわかりやすく講義する学びの場「子ども大学にっしん」を開催。日進市の小学4~6年生15人が参加し、創造表現学部メディアプロデュース専攻の村上泰介教授より「3DCGアニメーション作り」の講義がおこなわれました。
3DCGとは3次元コンピューターグラフィックスのこと。「小学生のみんなが見たことのあるアニメーション映画もこの技術で作られているんですよ」と、村上先生がメジャーなアニメーション作品を例に挙げると、子どもたちの興味もグンと高まったようです。子どもたちは1人1台のパソコンの前に座り、大学の授業でも活用している動画編集ソフト・blenderを使用して、3次元空間で立体図形を作成し、組み合わせたりしながら、最後はそれらの立体図形を好きなように動かすことを目指します。
blenderを初めて使う子も多いため、まずは使い方の基本説明から学びました。3次元空間に球体や円錐、円柱などの立体を作り、回転させたり、拡大・縮小させたり、形を変化させたりと、子どもたちは実際にパソコンを使い、手を動かしながら3次元コンピューターグラフィックスの仕組みを体感します。球体の上に円錐を2つ融合させると、猫のような形に! また、いろんな形を組み合わせていくとロケットのようになったりも...! 普段目にしているさまざまな立体図形が、いろんな形の組み合わせによって生まれることを、体験を通して学びます。
好きな立体図形ができあがったら、動作をプログラミング。大きさを変化させたり、移動させたりと、好きなように動作を指定したら、実際に図形がどのように動くかを見てみます。試行錯誤しながら、アレンジも加えていき、テレビや映画で見ているようなアニメーションの基礎の作業を体感することができました。
子どもたちにとって身近なアニメですが、この講義を体験したことにより、今までとは少し違った視点で楽しむことができるようになったのではないでしょうか。