交流
2024年12月27日
SDGs AICHI EXPO 2024 in Aichi Sky Expo
2024年度 地域・ボランティア活動 展示会・講演会・発表会

2024年10月12日(土)愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)
「SDGs AICHI EXPO 2024」に学生団体「エコのつぼみ」が出展。
ステージ発表で活動報告をおこないました!
愛知県国際展示場にて2024年10月10〜12日の3日間、「SDGs AICHI EXPO 2024」が開催されました。企業や自治体、高校、大学とさまざまな団体がブース出展する中、愛知淑徳大学のコミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)に所属する学生団体「エコのつぼみ」がブースを出展しました。学生団体の出展は数が限られていますが、「エコのつぼみ」がエントリーしたところ、竹炭を商品にすることにチャレンジすることが高く評価され、採択されました。
「エコのつぼみ」の主な活動は、愛知県美浜町での竹林整備です。現地で伐採作業に関わるだけでなく、小学生に向けて環境問題を伝え、竹炭を使った消臭グッズ作りのワークショップなどもおこなっています。
今回のブースでは、日頃、小学生向けのワークショップでおこなっている竹炭を使った『消臭袋作り』を実施しました。ワークショップでは、参加者が竹炭を包む布に、ハロウィンをモチーフにした思い思いのスタンプでカラフルにデコレーションし、自分だけのオリジナル消臭袋を制作しました。用意した竹炭はすぐに品切れになってしまうほどの盛況ぶりでした。 竹炭には消臭・除湿効果があり、園芸用肥料にもなるため、最後は土に返すことができます。さらに消臭袋に使用した布はトヨタ産業技術記念館様からの提供によるもの。G型自動織機の実演で使用した布を再利用しました。こうしてサスティナブルな材料で活動したことも注目を集めていました。
ステージ発表では「エコのつぼみ」の活動を報告。「なぜ放置された竹林が問題となるのか」「伐採した竹はどのように活用しているのか」など、活動意義も交えながら報告することで、ステージ発表を聞く方々へ環境の意識向上を促していました。
登壇した学生は、「竹林整備の活動に関わっていますが、実際に伐採作業に関われるのは月1回ほど。本当に私たちは役に立っているのかと迷ったこともありますが、美浜町の人たちは『関わろうとしてくれた人たちはたくさんいたけれど、こうして長年続けてくれたのはエコのつぼみさんだけですよ。わずかな関わりでも、長年続けてくれることの方が嬉しい』と言ってくださり私たちの活動の意義を感じました。日頃の活動では小学生に向けて話すことが多いのですが、今回は社会人や大学生などSDGsに関心の高い方々に活動を知ってもらえました。緊張しましたが、私たちの活動を幅広い世代の方々に伝えることができ、これからも活動を続け、いろんな人たちにエコに関心を持ってもらいたいと思います」と語り、活動の展望に期待を膨らませていました。