交流
2024年12月05日
教育学会主催「学遊フェスティバル」

2024年10月27日(日) 長久手キャンパス10号棟、多目的運動場
地域の子どもたちの笑顔あふれるイベントを、
教育学科の学生たちが企画・運営しました。
10月27日(日)、愛知淑徳大学の大学祭「淑楓祭」の企画の一つとして、教育学会主催「学遊フェスティバル」がおこなわれました。15年以上続くこのイベントは、教育学科の伝統行事です。今年も1・2年生が主体となって企画・運営に力を注ぎ、子どもたちが楽しみながら学べるフェスティバルを形にしました。
今回、用意されたブースは「理科」「音楽」「図工」「特別支援」「ICT」「遊び」「体育」の7ジャンル。学生たちは「ワールド」をテーマに企画を練り、さまざまな国の国旗などで会場を賑やかに飾りつけて、子どもたちの好奇心を刺激するワークショップやゲームの数々を実施しました。地域の小中学生や小さなお子様連れのファミリーが続々と来場し、各ブースをまわって思い思いの時間を過ごしていました。
小学校教員や特別支援学校教員をめざす学生たちにとって、幅広い年齢の子どもたちとふれあいながら、教育に関する専門知識やスキルを磨く貴重な機会です。仲間と協力してブース運営に励み、笑顔があふれる時間を来場者の皆さんに届けていました。こうした実践の場が充実している教育学科で、学生たちは思考力や実践力、コミュニケーション能力などを鍛え、教員の道へと着実に歩みを進めていきます。
代表学生インタビュー
文学部 教育学科 2年 中村 有希さん
教育学科では、多様な個性を持つ子どもたちに寄り添う教育を学んでいます。学遊フェスティバルにおいても、幅広い視点から企画したいと考え、「ワールド」をテーマに準備を進めました。今回、参加したメンバーは2年生約20名、1年生約100名。1年生が積極的に提案し、企画力や実践力を鍛えることができるように、2年生は見守り、必要に応じてアドバイスするという形で話し合いを重ねました。
代表を務めた私は、スケジュール管理や情報伝達など、全体の進行管理に奮闘。「どうしたら子どもたちが楽しめるフェスティバルになるだろう」と常に考えながら、約5か月間、みんなで頑張ってきました。だからこそ当日、子どもたちの楽しそうな姿を見ることができ、心から嬉しく感じました。来場してくれた皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。
学遊フェスティバルを通して磨いたさまざまな力を、今後の学修や教育実習、卒業後に活かしたいと思います。私の理想の教員像は、「子どもたち一人ひとりが苦手意識を持たず、楽しく学校生活を送れるように、いろんなアプローチができる教員」です。子どもたちが何事も楽しみ、可能性を広げていける、そんな教育を実践していきたいと考えています。