交流

2024年12月26日

健康医療科学部 医療貢献学科 視覚科学専攻 ミニ眼科

2024年10月26日(土)・27日(日) 長久手キャンパス13号棟3階

視能訓練士をめざす学生たちが主体となって、
視覚に関するイベントを開催しました。

 愛知淑徳大学の大学祭「淑楓祭」が10月26日(土)・27日(日)に開催されました。その教室企画の一つとして実施された「ミニ眼科」は、視覚科学専攻で約20年にわたり代々受け継がれてきた学生主体のイベントです。視能訓練士をめざす学生たちにとって、実践的な学びの場にもなっています。

 「ミニ眼科」は視覚科学専攻の専用フロアでおこなわれ、視力検査室や視野検査室、視覚科学専攻多目的実習室などの専門的な施設・設備を活用。教員による指導のもと、学生がおこなっても問題のない視力検査、眼位・眼球運動検査、視野検査、眼圧検査などを実施しました。学内外での実習を経験した3年生が中心となって準備や当日の運営に取り組み、1・2年生もスタッフとして参加。それぞれ日頃の授業や実習で培った知識・技術を発揮していました。

 会場を訪れたのは、小さなお子様連れのご家族から高校生、ご高齢の方々までさまざまでした。白衣を身につけた学生たちは丁寧に検査を進めながら、眼の大切さや定期検査の重要性などをわかりやすく伝えていました。また、錯視などを体験できるコーナーもあり、来場者の皆さんは視覚の不思議さやおもしろさを体感していました。

 学生たちは今回の経験を今後の臨地実習に活かし、患者様と接する上で大切なコミュニケーション能力や、視能訓練士に必要な専門知識・技術を磨いていきます。「ミニ眼科」は後輩へと継承され、学生の成長の場、地域貢献の場としてさらに発展していくことでしょう。