交流

2025年03月05日

CCC×健康栄養学科「下呂市小坂地域連携プロジェクト事業活動報告会」

2025年1月22日(水) 岐阜県下呂市役所

下呂市役所を訪問し、山内市長に
地域連携プロジェクト事業の活動を報告しました。

 2025年1月22日(水)、下呂市役所で小坂地域連携プロジェクト事業の活動報告会がおこなわれました。愛知淑徳大学と下呂市の関係は昭和63年に岐阜県下呂市小坂町に林間学舎・淑友館を設立したことから交流が始まり、2019年に連携協定を結びました。
 当日はコミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)をプラットフォームとして活動する学生団体「ポレラ」のメンバー2名と食健康科学部 健康栄養学科 高清ゼミの4名が参加。報告会はそれぞれの自己紹介から始まりました。

 最初は健康栄養学科の高清ゼミ生が報告。下呂市小坂地域の発展のため、小坂の特産品である「えごま(あぶらえ)」を使ったレシピ提案を発表。「おいしいごはんは油から」をテーマにハロウィンやクリスマスなど、季節のイベントに合わせたレシピを考案しました。肉巻きにえごまの味噌だれをかけたものなど、えごまのおいしさを引き立てる魅力的な内容に、山内市長も頷きながら聞かれていました。

 ポレラのメンバーからは、えごま油を広く知ってもらうためのイベントや小坂町への訪問など、昨年5月から開始した活動内容を時系列で紹介。名古屋・伏見でおこなわれた「堀川フラワーフェスティバル」へのブース出展や8月に小坂町で開催された「飛騨小坂力持小太郎火まつり」への参加など、7つの活動について報告しました。

 これらの報告を聞いた山内市長は「小坂町は『NEXT GIFU HERITAGE~岐阜未来遺産~』に認定され、下呂市の中でも特に観光に注力している町です。10月にはウルトラマラソン(100km)とフルマラソン(42.195km)を同時開催したほか、アートプロジェクト清流の国 文化探訪『南飛騨 Art Discovery』も開催されました。もちろん下呂温泉も全国で常に3位以内に入る評価です。これからますます国内外から注目される町になると思いますので、皆さんにもえごまを中心としたまちづくりを手伝っていただきたいです。そして健康栄養学科とポレラの皆さんだけでなく、他の学科のゼミとも協力の輪を広げていけたらいいですね。私たちも活動をバックアップさせていただきます」とうれしいお言葉をいただきました。さらに「健康栄養学科の皆さんが提案してくれたメニューを、道の駅や温泉施設、学校給食で提供するというのもいいんじゃないですか」とご提案していただきました。学生たちはそんな前向きな市長の姿勢に感動している様子でした。
 5年以上続く、下呂市と愛知淑徳大学の連携協定。健康栄養学科高清ゼミのゼミ生とポレラのメンバーは、今後も新たなアイデアを生み出し、地域活性化に向けた活動を推進していきます。

学生コメント

食健康科学部 健康栄養学科3年
石川 奈津美さん、久保田 優可さん
長谷川 美怜さん、山田 楓花さん

 報告会に参加してみて、山内市長のお言葉に強い熱意を感じました。私たちの可能性を信じていただき、道の駅や温泉施設での料理提供など、実現できそうな提案をしてくださり、すごくうれしかったです。それとともに私たちの身も引き締まりました。小坂地域の方々のために何ができるのか、今後もさまざまなアイデアを出し合いながら、地域活性化のお手伝いができるよう頑張りたいと思います。

CCC学生団体 ポレラ
交流文化学部 交流文化学科2年
荻田 彩織さん 山田 雪乃さん

 昨年、山内市長にお会いすることができず、今回が初めての対面となりました。私たちを温かく迎えてくださり活動に対して熱心に聞いてくださったことに感動しました。今後、さらに活動を推進していくためには、地元の方々と交流を深め、何を望んでいるのかをリサーチする必要があると思いました。コロナ禍でコミュニケーションが取れなかったこともあり、今後はもっと小坂町に足を運び、ニーズを集めていきたいです。