交流

2025年12月16日

大学開学50周年事業 CCC×大治町連携事業 つるし飾り

2025年7月11日(金)星が丘キャンパスCCC

星が丘キャンパスにて
大治町の伝統文化・つるし飾りが展示されました。

 本学の開学50周年事業の1つとして、CCC(コミュニティ・コラボレーションセンター)では、連携協力を結んでいる自治体とコラボレーションした活動に取り組んでいます。2025年7月11日(金)から1ヶ月間、星が丘キャンパスのCCC前に大治町の伝統文化である「つるし飾り」が展示されました。

 日本でも有数のつるし飾りの産地である愛知県海部郡大治町。江戸時代から続く伝統を引き継ぎ、現在もつるし飾りを手づくりで継承し続けているのが、大治町の「雅の会」の皆さんです。50人ほどが在籍し、繁忙期の7~10月には月に4回、そのほかの時期は月に2回ほど集まり、制作に励んでいるそうです。雅の会が手がけるつるし飾りといえば、毎年2月上旬から3月上旬まで、名古屋マリオットアソシアホテルの15階メインロビーに展示される壮大な「雛のつるし飾り」でも有名。空間を彩る華やかな飾りは、毎年多くの人を魅了しています。

 雅の会の代表・伊藤加代子さんにお話をお伺いすると、「つるし飾り」は子どもの健やかな成長を願うことから、干支にちなんだ飾りや、鶴や亀、鯛、神の使いともいわれる赤い目のうさぎ、フクロウ(不苦労)など縁起の良いモチーフをもとに、1つひとつ丁寧に手づくりされており、「日本で昔から続く伝承文化を、今の若い世代が知るきっかけとなり、かわいいと思ってもらえたらうれしいです。全体としても華やかですが、近くで1つひとつ見てみると、いろんな生地が組み合わせられ、細やかに仕上がっているので、とても見ごたえがありますよ」と話してくださいました。

 CCCの前に飾られると、大治町長と本学の大塚英揮副学長、雅の会の皆さんで記念撮影をしました。CCCに訪れる学生や、休憩スペースを利用する学生たちにとって、心を麗してくれる華やかな風景となりました。

大治町と愛知淑徳大学との連携協力に関する協定調印式
https://www.aasa.ac.jp/live/announcement/9057/