交流

2025年11月05日

県内大学魅力化のためのPBL導入支援フォーラム

2025年8月20日(水)中日ホール

CCCの学生が、小学生を対象とした消費生活講座について発表しました。

 本学のコミュニティ・コラボレーションセンター(以下、CCC)は、学生にボランティア活動を紹介し、学生と地域社会をつなぐ架け橋としての役割を担っています。学生たちはさまざまな活動を通じて社会課題と向き合いながら自主性を高め、社会で活躍できるスキルを身につけています。

 CCCの学生が今回参加したのはPBLの導入、実践がわかる「県内大学魅力化のためのPBL導入支援フォーラム」です。PBLとは、Project-Based Leaning(プロジェクトベース学習)やProblem-Based Leaning(問題ベース学習)と呼ばれ、学習者が主体的に課題や問いに取り組むことで知識・スキル・人間性などさまざまな能力の育成が期待できる教育方法です。
 愛知県では、優秀な人材の県内定着と大学の魅力向上を目指し、大学と企業等が連携してPBLの推進に取り組んでいます。本フォーラムは、県内大学におけるPBLの実践事例を広く共有することを目的に開催されました。
 今回のフォーラムには、愛知淑徳大学を含む7大学が参加しました。前半では、東京電機大学の広石英記教授による「PBLのデザインのポイント」に関する講演がおこなわれました。講演終了後には、各大学の学生によるPBLの実践的な取り組みに関する事例発表がおこなわれました。

 本学からは、CCCを通じて日進市の委託事業に取り組んだ交流文化学部4年の石川虎南海さんが参加。「日進市の教室から世界へ〜子どもとつくるフェアな未来〜」と題し、日進市地域共生課から委託された消費生活講座について発表しました。
 石川さんが取り組んだ講座では、小学生を対象にフェアトレードやエシカル消費について、子どもたちに「知る」「興味を持つ」きっかけを提供しました。石川さん自身、学部での学びを通じて国際分野や異文化理解に関心を持ちました。そこで消費生活講座では、買い物ゲームやフェアトレード広告作りなどを通じて、開発途上国の貧困削減や環境保全の重要性を子どもたちに伝えました。発表では、こうした取り組みの流れを説明するとともに「実際の生活の中で行動を促す難しさ」を実感したことも語り、石川さん自身も課題を発見する機会となりました。

 発表の前後には、ブースに訪れた来場者に取り組みを説明したり、他大学の発表を傍聴したりしていた石川さん。イベント終了後には「フェアトレードの消費生活講座を初めて実施したのは大学1年生の時でした。発表に向けて改めてこれまでの取り組みを振り返り、活動内容や学生同士のコミュニケーションなど、CCCで得た経験を学びに変えられたことがよかったです。また当日は他大学の取り組みを拝見でき、国際問題や医療、商品開発などさまざまな取り組みに感銘を受けました」と語りました。石川さんは卒業後、さらに学びを深めるために、現地での活動経験などを視野に入れています。今回のフォーラムに参加したことが自信につながり、さらなる意欲を高める機会となったようです。

 今後もCCCでは、学生たちの主体的な取り組みを支援し、学生たちの将来のビジョンを大きく広げていきます。