交流

2015年04月17日

ながくて環境フェア

ながくて環境フェア

平成27年3月1日(日) ながくてエコハウス

学生たちがエコイベントにブースを出展。地域の人々と交流しながら賑わいを生み出しました。

 身近な環境問題や自然保全について考えるきっかけとして、長久手市は「ながくて環境フェア」を開催しています。市内で環境活動を積極的におこなっている企業、市民団体、大学などがワークショップや体験コーナーなどを実施し、楽しみながら"エコの輪"を広げています。3月1日(日)のフェアには、本学の学生たちも参加。3団体がブースを出展し、音楽系のクラブ・サークルがステージで演奏しました。当日はあいにくの雨にも関わらず、ウォーキングイベントも開催されていたことから多くの人々が次々と訪れました。学生たちは日頃の活動の成果をそれぞれのカタチで地域に還元し、人のため、未来のために自ら行動を起こすことの意義を体感しました。

ブース出展

ASUへのFunFair「フェアトレードのアクセサリー販売」

 「フェアトレード」とは、開発途上国の原料や製品を適正な価格で取り引きすることにより、現地の生産者・労働者の生活改善や自立を支える、新たな貿易のしくみです。"フェアトレード=幸せの循環"と考え、その情報発信に努める学生団体「ASUへのFunFair(ファンファーレ)」は、フェアトレードのビーズを使った手づくりアクセサリーを販売。「学外のイベントに参加するのは今回が初めて。今後、地域へ活動の幅を広げ、より多くの人にフェアトレードを理解してもらえたらと考えています」と学生たち。来場者に積極的に語りかけ、熱い思いを伝えました。

共同料理なごやか「ミカンの皮の活用法を考えよう」

 油性ペンで書かれた文字が、ミカンの皮でこすると消えてしまう! そんな化学実験のような体験ブースを企画・運営したのが、学生団体「共同料理なごやか」。天然油・リモネンを含むミカンの皮には、キッチンの油汚れを落としたり、フローリングのツヤを出したり、さまざまな用途があります。その説明を聞いた来場者は、「家でもやってみます」と笑顔で語りました。学生たちは「『共同料理なごやか』は地域を活動の拠点とし、料理を通して多世代と交流しています。食材をまるごと使うなど、料理にもエコの観点を取り入れていきます」とニッコリ。

こめ☆こめくらぶ「米粉パンケーキの試食」

 長久手市の農家と協働し、米づくりに励む学生団体「こめ☆こめくらぶ」。米粉を使ったパンケーキをつくり、"お米の新たなおいしさ"を伝える試食会に奮闘しました。子どもからお年寄りまで多くの人が訪れ、「もちもちしておいしい!」と大好評。学生たちは「私たちは田植え、草取り、稲刈りなど稲作に取り組み、地元農家の皆さんから農業の大変さ、大切さを学んでいます。その経験を活かして、お米の魅力を多くの人に伝えるとともに、一緒に"食"を学んでいける場をつくっていきたいと思います」と意欲を語りました。

ステージパフォーマンス

B&Bオーケストラ/ウィンドオーケストラ 長久手3STAR’S/Free Music/ウィンドオーケストラ

 多くの来場者が足を運んだステージには、本学のクラブ・サークル4団体も出演。それぞれ日頃の練習の成果を披露しました。ジャズの名曲や誰もが知る邦楽のアレンジ曲などを優しい音色で響かせ、ながくて環境フェアをいっそう盛り上げました。