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2015年05月14日

英文学科 就職支援講座

英文学科 就職支援講座

平成27年1月29日(木) 星が丘キャンパス 4号館 43A教室

就職活動を目前に控えた英文学科3年生が、将来に向けて力強い一歩を踏み出しました。

 2015年、就職活動のスタートが大学3年次の12月から3カ月後ろ倒しになり、これまでよりも短期間で進路を決定する流れになっています。英文学科では、学生たちの自己実現をサポートするために、学科初の試みとして独自の就職支援講座を1月29日(木)に開催しました。一人ひとりの将来を見つめる教員たちの想いに応えるように、多くの学生が意欲的に参加し、会場となった教室は熱気に包まれていました。

 今回、講師として、株式会社学研教育みらいで小論文指導や面接指導をしていらっしゃる尾川直子先生をお招きしました。先生には、企業に提出する履歴書やエントリーシートの書き方、自己分析の方法などについて、わかりやすくレクチャーしていただきました。
  「面接は"会話"、自己PRは"プレゼンテーション"をする気持ちで臨み、『これから私はこの企業でどんなふうに働きたいのか』という熱意を伝えましょう。その前提として、『何のために働くのか』という自己分析を深めておくことが肝心で業界研究、企業研究をしっかりとおこない、自分が望む働き方、生き方を考えることが、就職活動のスタートラインです」と語りかけた尾川先生は、自己PRや志望動機をまとめるポイントを解説しました。

 そして講座の後半では、代表の学生2人が模擬面接にチャレンジしました。メーカーと銀行をそれぞれ志望する2人は、事前に記入したエントリーシートを提出しており、それをもとに、尾川先生が面接官役を務めて模擬面接をおこないました。実際の面接試験さながらの緊張感が漂う中、「なぜわが社を受けようと思ったのですか?」「大学時代に力を入れたことは?」「わが社の課題は何だと思いますか? どう解決すればいいと考えますか?」など、次々と投げかけられる質問に対して、代表の学生たちは笑顔を絶やさず、自分の考えや思いを懸命に伝えました。受け答えについて尾川先生がアドバイスを送ると、代表以外の学生たちもメモを取って真剣に聞き入りました。

 講座の締めくくりとして、英文学科の樗木勇作先生は「自分の"今"と"将来"と向き合い、大学で身につけた自分の力で就職活動を乗り越えてください。今日はその出陣式。皆さんがベストを尽くせるように、教員一同、全力でサポートしていきます」と力強く参加学生に語りました。学生は今回学んだことと、支えてくれる教員たちの想いを力に変えて、力強く学生一人ひとりが自分の未来を切り拓いていくことができると感じる充実した時間でした。