追究

2017年11月15日

大塚ゼミ 一宮七夕まつり

大塚ゼミ 一宮七夕まつり

2017年7月29日(土)、30日(日) i-ビル シビックテラス

一宮市と連携し、市の魅力を発信するための
「お祭りブース」を企画・立案、実施しました。

 7月29日(土)、30日(日)の2日間、ビジネス学部の大塚ゼミの2年生が一宮七夕まつりにて、イベントブース「愛知淑徳大学 presents つくってワクワク! もぐもぐおいしい we love 一宮」を運営しました。このプロジェクトは一宮市の依頼を受け、今年の5月から準備を進めてきました。2年生の15名が体験班と食事班に分かれ、ブースでおこなうイベントを企画。一宮市民へのアンケート調査や一宮市の職員へのプレゼンテーションを経てプランを練り上げ、本番当日を迎えました。

大塚ゼミ 一宮七夕まつり

大塚ゼミ 一宮七夕まつり

 体験班は「Handmade de my made~思い出に花を添えて~」と題し、一宮市の花である「ききょう」と「尾州生地のしおり」をつくるブースを展開。多くの家族連れが訪れ、学生にレクチャーを受けながら、ききょうの花をあしらった一輪ざしやブローチ、ヘアゴムなどを作り上げました。また、尾州生地を普及したいとの思いで実施した「しおりづくり」も人気で、学生たちは生地の魅力を伝えながら、参加者をサポートしました。

大塚ゼミ 一宮七夕まつり

大塚ゼミ 一宮七夕まつり

 食事班は一宮市の特産品を活かしたオリジナル弁当とスイーツを無料配布。愛知県民の野菜摂取量の低さ改善や一宮市の特産品の普及を目的とした企画です。学生たちが自ら調理した豚肉のなす味噌炒めや煮なます、切干大根入りのチヂミ、おこわがお弁当を彩り、2日間合わせて約160個を配り切りました。また、スイーツはなすを練り込んだパウンドケーキとトマトプリンを手作りして来場者に配布。何度も試作を続けて完成したお弁当とスイーツは、多くの来場者の笑顔を生み出しました。
 企画を立案するだけでなく、考えた企画を実施することをモットーとしている大塚ゼミの学生たちは、今回の経験を通じて誰かと連携することの重要さや相手に納得してもらうための根拠の大切さ、スピーディーかつ密に対話を続けることの必要性に気づけたはずです。この学びは次の企画実施の際にはもちろん、多くの場面で自らを支える自信や力となることでしょう。

大塚ゼミ 一宮七夕まつり

プロジェクトリーダー
ビジネス学部 ビジネス学科 2年 粟津 雪乃さん(中央)

一宮市の魅力を来場者に再認識してもらいたいという思いを込めて、企画立案を進めてきました。大切にしたのは両班の連携を取り、全体的な進行に遅れが出ないようにすること。メンバー一人ひとりが自分にできることを自主的に見つけてサポートしてくれたので、準備期間はもちろん、当日も気持ち良くイベントを運営することができました。会場で多くのお客さまの笑顔が見られたことが一番のごほうびになりました。

体験班 リーダー
ビジネス学部 ビジネス学科 2年 髙𣘺 留美さん(右)

大塚ゼミに所属し、今まで「根拠を大切にすること」や「当事者の声を信じること」など多くのことを学んできました。今回はその学びを実感することとなりました。アンケートを取ったことで、「尾州布を活用してみよう」と新たなアイデアが生まれたのです。プレゼンテーションでも堂々と自らの考えを発表することができました。経験すれば成長につながる成果が得られることをあらためて知り、確かな自信となりました。

食事班 リーダー
ビジネス学部 ビジネス学科 2年 鈴木 穂乃花さん(左)

数えきれないほどの試作を繰り返し、ようやくレシピを完成させました。しかし、お弁当もお菓子も、私たちの力だけではできなかったと思います。農村生活アドバイザーの方に手紙を書いてレシピ考案の協力を仰いだり、プロの意見をいただこうと養鶏場に何度も通ったり。今回のプロジェクトを通じて、人とつながることの大切さとすばらしさ、そしてがんばればその先に成長があることを身にしみて感じることができました。