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2018年01月09日

第5回 星が丘モデルプロジェクト 最終報告会

第5回 星が丘モデルプロジェクト 最終報告会

2017年10月28日(土) 星が丘キャンパス

約1年間かけて調査し、企画し、実行した成果を
企業の皆さまにお伝えする最終報告会を実施。

 星が丘モデルプロジェクトとは、交流文化学部とビジネス学部の学生が協働し、企業の方々から提示された課題に対して企画提案をおこなう産学連携プロジェクトです。今年度の星が丘モデルプロジェクトでは、フタバ株式会社様と東山遊園株式会社様の2社とコラボレーション。2016年の秋からスタートし、実地見学や企業の皆さまとの打ち合わせ、アンケート調査など繰り返し、そこから得られた情報をもとに企画を考えて実行していきました。企画の途中経過を報告する中間報告会などを経て、10月28日(土)には各チームが企画を実施した成果を企業の皆さまに伝える「最終報告会」がおこなわれました。今回は各チームの報告や活動の様子をダイジェストでお伝えします。

東山遊園株式会社 Aチーム「コミュニティルームを利用した"親子でマイバッグづくり"」

第5回 星が丘モデルプロジェクト 最終報告会

第5回 星が丘モデルプロジェクト 最終報告会

 星が丘テラスにある「コミュニティルーム」の活用法を考えたAチーム。現地でのアンケート調査の結果から親子連れが多いことがわかり、若いファミリー層をターゲットにしたイベントを立案・実行しました。企画のポイントは、星が丘テラスに店舗があるテナントにイベント運営の協力をしていただき、そうすることでテナントのPRにもつなげ、イベントをきっかけとした購買行動を誘発しようとプランニングした点。無印良品 星が丘テラス店の協力のもと、無印良品の製品を使った「マイバッグづくり」を実現させました。

東山遊園株式会社 Bチーム「inaha cafeへの商品提案」

第5回 星が丘モデルプロジェクト 最終報告会

第5回 星が丘モデルプロジェクト 最終報告会

 星が丘テラス内にある「MOGMOG」は、数週間から数か月という単位で定期的に店舗を入れ替え、展開しているイベントブースです。Bチームは9月26日~10月9日に出店したフレンチトースト専門店「inaha cafe」とコラボレーションし、より多くの集客をめざした「商品開発」に携わりました。近くに大学があるという立地から、ターゲットは大学生。SNSに掲載したくなるような見た目にもかわいらしい商品になるよう、9種類の味から選べる「フレーバーカップフレンチトースト」など、多くのアイディアを提供しました。

東山遊園株式会社 Cチーム「MOGMOGへの誘致をめざした広報戦略」

第5回 星が丘モデルプロジェクト 最終報告会

第5回 星が丘モデルプロジェクト 最終報告会

 MOGMOGへの集客増加を目標に、ソーシャルメディアを活用した広報活動をおこなったCチーム。「インスタグラム」を活用し、情報を定期的に発信していきました。集大成として位置づけたのが「inaha cafe」の出店です。「inaha cafe」の出店前から「MOGMOGにおけるSNSへの投稿と来客数の増減に関する影響」を調査したうえで、より見栄えのいい写真を選び抜いてコンスタントに投稿。「inaha cafe」出店期間には、来店したお客様にアンケートを実施し、自分たちの広報活動の効果も調査し、その結果を報告しました。

フタバ株式会社 Aチーム「訪日外国人向けのフォトブック提案」

第5回 星が丘モデルプロジェクト 最終報告会

第5回 星が丘モデルプロジェクト 最終報告会

 Aチームの課題は、日本を訪れた外国人をターゲットにしたフォトブックの提案。アニメのロケ地をめぐるロケツーリズムとフォトブックを掛け合わせた企画を提案しました。内容は「アニメのロケ地を訪れ、アニメと同じアングルで写真を撮影して、写真とイラストを対にしたフォトブックをつくろう」というもの。実際に見本を作成し、外国人観光客にヒアリングをおこなうなど、足で稼いだ情報も伝えました。また広報活動の一環としてアニメイベントとのコラボレーションも提案。実例を挙げながら、その効果をアピールしました。

フタバ株式会社 Bチーム「フォトブックのSNSプロモーション提案」

第5回 星が丘モデルプロジェクト 最終報告会

第5回 星が丘モデルプロジェクト 最終報告会

 フタバ株式会社のフォトブックの認知度UPをめざし、SNSを活用したプロモーション方法を考えたBチーム。多くのユーザーが投稿や閲覧をしているキーワードを調査し、効果的な広報活動を検討しました。そのうえで、インフルエンサーと呼ばれる「SNS上で大きな影響を与える人」にフォトブックの魅力について投稿をしてもらおうと提案。しかし、単純に広報活動だけでは認知度UPにはつながらないとし、「SNS上で拡散されやすい、動画を取り入れたフォトブックの制作」という新たな視点での提案もおこないました。