追究

2018年01月09日

星が丘モデルプロジェクト 東山遊園班 マイバッグづくり&コラボカフェ

星が丘モデルプロジェクト 東山遊園班 マイバッグづくり&コラボカフェ

2017年10月 星が丘テラス

企業の方々と協力し、自ら企画したプランを実現。
星が丘テラスの活性化をめざし、活動しました。

 本学の交流文化学部とビジネス学部の学生が協働し、企業から受けた課題に対する企画を提案する「星が丘モデルプロジェクト」。2016年の後期から1年かけて活動し、今年度はフタバ株式会社様と東山遊園株式会社様の2社と20名の学生たちがコラボレーションを果たしました。学生たちは企業の方々へのヒアリングや実地調査、ターゲット層へのアンケート調査などを経て企画を立案。進捗を発表する中間発表会などの機会に企業の方々からアドバイスをいただき、より良い企画になるようブラッシュアップを続けてきました。この星が丘モデルプロジェクトの東山遊園班の学生10名は、自ら考えた2つの企画を2017年の9月に実施しました。
 1つ目は星が丘テラスにあるコミュニティルームを活用した「マイバッグづくり」。星が丘テラスへの集客と、星が丘テラス内の店舗のPRを目的として考えたイベントです。アンケート調査の結果からお子様連れの家族をイベントのターゲットに設定。「無印良品 星が丘テラス店」に協力を交渉し、話し合いを重ねて、無印良品の製品を使った「マイバッグづくり」のワークショップを実現しました。

星が丘モデルプロジェクト 東山遊園班 マイバッグづくり&コラボカフェ

星が丘モデルプロジェクト 東山遊園班 マイバッグづくり&コラボカフェ

 2つ目は、定期的に出店する店舗を入れ替え、数週間~数ヶ月単位で「期間限定ショップ」を展開しているイベントスペース「MOGMOG(もぐもぐ)」の、SNSを使った広報活動です。7月上旬から出店するお店に取材を重ね、写真とともにSNS上に情報を公開。3日に1回程度の頻度で更新を重ね、店舗の周知と集客をめざしました。この広報活動の集大成として位置づけたのが、9月27日~10月9日に出店した「inaha cafe」とのコラボレーション。MOGMOGへの出店にあわせて学生たちが商品開発のアドバイザーとして関わるなど、双方が協力してテイクアウトショップのオープンに備え、多くの集客に成功しました。

星が丘モデルプロジェクト 東山遊園班 マイバッグづくり&コラボカフェ

星が丘モデルプロジェクト 東山遊園班 マイバッグづくり&コラボカフェ

 企業との協働連携が形になった今回の星が丘モデルプロジェクト。社会人の方々と共に考え、活動し、企画を実現させた経験は、確かな自信と生きた学びとなって、学生一人ひとりの成長につながることでしょう。

学生コメント

星が丘モデルプロジェクト 東山遊園班 マイバッグづくり&コラボカフェ

交流文化学部 交流文化学科 3年 大野 勇樹さん
交流文化学部 交流文化学科 3年 奥村 大成さん
ビジネス学部 ビジネス学科 3年 伊藤 奈央人さん

 星が丘モデルプロジェクトを通じて学んだことは、「企画を実行することがいかに大変か」ということです。たとえばイベントを実施しようと考えたときには、経費はどうやって確保するのか、協力企業はどうやって探すのか、場所の使用許可は誰に取ればいいのか、さまざまな準備と計画が必要です。星が丘モデルプロジェクトが始まったばかりの頃は、イベント実現のためにどんな準備をすればいいのか、想像することも容易ではありませんでした。しかし、企業の方々から時に厳しく、時にやさしくご指導いただいたおかげで、一つひとつ、着実に実現に向けて歩を進めることができました。一足早く社会の一員として企業の方々と一緒になって活動したことで「何事もスピード感を持って対応すること」「協力を得るために、論理的に物事を設計していくこと」「相手の立場になって考えること」など、社会人として必要な視点が身についたと思います。この経験を自信に変えて、残りの学生生活も充実したものにしていきます。