2018年1月16日（火）　長久手キャンパス ミニシアター

英文学や英詩を学生たちが英語劇や音読で表現
文学作品への興味と理解を深めました

　2018年1月16日（火）、英文学科の授業「Active LiteratureⅡ」内で日頃の学修成果を披露する発表会が開催されました。「Active LiteratureⅡ」は英文学の精読や作品分析を通じて英文学への理解を深めることはもちろん、「音読」「朗読」という形で表現することで、文学作品に対して新しい形でアプローチしていくことをめざしています。今回の発表では、24人の学生が舞台に立ち、堂々と英語劇や詩の朗読をおこないました。

　第一幕は、アメリカの小説家オー・ヘンリーの "Witches' Loaves"を学生たちが英語劇として披露。パン屋を営むミス・マーサがお客の男性に恋心を抱き、彼が買ったパンに優しい心遣いを忍ばせます。その心遣いが思いもよらない悲劇を生んでしまう――。切ないマーサの気持ちを表現するために、脚本作りから、セリフ、音響、舞台装置など工夫を凝らし、物語の世界観を創り上げようと努力しました。

　第二幕は受講生全員による詩の暗唱。シェークスピアやワーズワース、ロゼッティなど、誰もが知る著名な英詩を観客の前で堂々と謳い上げました。
　毎年恒例の行事として根づきはじめたこの発表会。今後も学びの成果の披露の場として、学生たちの手によって大きく育っていくことでしょう。

成果発表会の様子