追究

2018年03月23日

創造表現・メディアプロデュース学会共催 35mmフィルム上映会

創造表現・メディアプロデュース学会共催 35mmフィルム上映会

2018年1月18日(木) 星が丘キャンパス 2号館記念会堂

本学に眠っていた映写機が復活!
学生が"映写技師"として35mmフィルム映画を投影し、
物語を観客に届けました。

 1月18日(木)、メディアプロデュース学部※の小倉ゼミ3年生が「35mmフィルム上映会」を開催しました。この上映会は愛知淑徳大学 星が丘キャンパスの記念会堂にある映写機を使用し、35mmフィルムを使った映画上映会で、昨年に続き2回目の実施となりました。開催にあたり、小倉ゼミの3年生4名は映写技師であり本学の講師もつとめる坪井篤史先生に35mmフィルムの映写の方法を教わって猛練習。フィルム交換がスムーズにいかないと上映が止まってしまう繊細な35mmフィルムの映画を最後まで届けようと、この日に向けてワークショップを重ねてきました。上映作品として選んだのは1983年に公開された日本映画『戦場のメリークリスマス』。学生たちは緊張のフィルム交換をていねいかつスピーディーにやり遂げ、無事に最後まで映写をやりきりました。

創造表現・メディアプロデュース学会共催 35mmフィルム上映会

創造表現・メディアプロデュース学会共催 35mmフィルム上映会

 上映会の後には「アフタートーク 映画とフィルム」と題し、坪井篤史先生と小倉史先生が共にトークショーを開催しました。作品の見どころや監督の演出手腕、出演者の演技の魅力などを語り、そのすばらしい映画を届けてくれた学生たちを大いに称えました。「今年度中にもう一回、上映会を実現させたい」と語り、この上映会を伝統行事にしたいと目標を掲げた小倉先生。学生たちもその言葉に応えるように大きくうなずき、充実感を表していました。

創造表現・メディアプロデュース学会共催 35mmフィルム上映会

創造表現・メディアプロデュース学会共催 35mmフィルム上映会

 フィルム映画の上映という、他ではなかなか実現できない貴重な経験を積んだ学生たち。無事に映画を映写できたという経験を自信に変えて、これからも自らの興味をこれまで以上に追究していくことでしょう。

※2016年度より、創造表現学部に名称変更。