追究

2018年06月28日

フェリス州立大学・愛知淑徳大学 共同授業

フェリス州立大学・愛知淑徳大学 共同授業

2018年5月21日(月) 長久手キャンパス 国際交流会館(アイハウス)

日本とアメリカの対話における表現方法の違いとは。
留学生と共に学ぶ授業を通じて、考えを深めました。

 5月16日(水)~6月14日(木)の約1ヶ月間、アメリカのフェリス州立大学の学生14名と引率教員2名が本学に滞在し、本学の学生との交流や名古屋観光などを通じて、日本についての理解を深めています。滞在期間中の毎週月曜日には、フェリス州立大学の教員が両校の学生に向けた共同授業を開講。英文学科の2~3年生や総合英語学科の1年生などが参加し、フェリス州立大学の学生たちと共にコミュニケーションについて考察しました。

フェリス州立大学・愛知淑徳大学 共同授業

フェリス州立大学・愛知淑徳大学 共同授業

 5月21日(月)の授業は「日本とアメリカのコミュニケーションにおける表現方法の違い」がテーマ。最初に自己紹介や名前当てゲーム、二人一組になって互いのジェスチャーを真似し合うゲームなどのアイスブレイクで両国の学生が親睦を深めたあと、全員が大きな円をつくって「両国で異なる意味を持つジェスチャーや習慣」について意見交換をおこないました。「19時開始のパーティーに行く時、たいてい何時に着く?」「友だちと地べたに座って話す時、お互いの距離はどれぐらい?」「友だちとすれ違う時、どのようなジェスチャーを交えて挨拶する?」など学生たちは自ら議題を提示。本学の学生は同世代の留学生の積極的に発言する姿勢や主体的に授業に参加する姿に触発され、英語を駆使して懸命に自らの考えを伝えていました。さらに時には英語による説明だけではなく、実演を交えながら両国のコミュニケーション方法について、理解を深めていきました。

フェリス州立大学・愛知淑徳大学 共同授業

フェリス州立大学・愛知淑徳大学 共同授業

 互いが発表するたびに、文化の違いに驚きの声があがり、質問が次々と投げかけられ、大いに盛り上がった今回の共同授業。学内でおこなわれた濃密な国際交流を通じて、両国の学生たちはさらに向学心を燃やし、国籍や文化の違いを理解し、その違いを受け入れられる深い教養や知識を身につけていくことでしょう。

※2018年度から、文学部 英文学科より名称変更