追究
2018年06月25日
心理学部 心理学科 坂田ゼミ 名古屋港水族館出口調査ボランティア
2018年5月25日(金) 名古屋市水族館
坂田ゼミの学生が心理学研究の経験を活かし、
名古屋港水族館のアンケート調査に協力しました。
2018年5月25日(金)、心理学部 心理学科 坂田ゼミの3、4年生が名古屋港水族館で出口調査をおこないました。坂田ゼミと水族館は5年ほど前に、株式会社NTTドコモ東海が主催した子ども向けイベントにサポートスタッフとして参加したことが縁で、その後も数々の協働プロジェクトを実施してきました。また坂田ゼミでは、発達心理学の研究対象として水族館で生まれたイルカやシャチの赤ちゃんを、先輩から受け継ぎながら数年にわたり経過観察をおこなうなど、互いに交流を深めてきました。
今回の出口調査は、心理学の研究として実験対象者にインタビュー調査をしている学生たちに、その経験やスキルを活かして協力してほしいという名古屋港水族館のオファーを受けて実現したもの。学生たちは質問項目がまとめられたタブレット端末を手に来場者に声を掛け、ていねいにヒアリングを重ねていきました。
アンケートにあたった学生たちは「言葉の選び方ひとつで、相手の反応が異なることを体感することができました」「相手の年齢に応じて対応を変えていくことの大切さをあらためて感じました」「観光に訪れた外国人の方にもアンケートをおこないました。なかなかない経験で、勉強になりました」と充実した表情で今回の出口調査で得た成果を語ってくれました。学生たちにとって、相手の立場になって心を開き、素直な気持ちを引き出すためのスキルを磨く「鍛錬の場」にもなった今回の出口調査ボランティア。この経験を心理学の研究にも活かし、人の心の発達について追究していくことでしょう。