追究

2018年06月26日

交流文化学部 観光分野講演会「テーマパークショップ運営から見たレゴランドⓇ・ジャパンの戦略」

交流文化学部 観光分野講演会「テーマパークショップ運営から見たレゴランド®・ジャパンの戦略」

2018年6月7日(木)星が丘キャンパス 55A教室

LEGOLAND® Japanのリテーラーを招き、
テーマパークビジネスをテーマに講演を開催しました。

 交流文化学部では、フィールドスタディや海外研修をはじめ、社会の第一線で活躍する方々からレクチャーいただく場を設けています。今回は、観光分野から、2017年4月にオープンした「LEGOLAND® Japan」のリテール(ショップ)部門ディレクター・八木 章次氏による講演会を実施。学生にとって、観光分野の花形と呼ばれるテーマパークについて、お話を聞く機会となりました。

交流文化学部 観光分野講演会「テーマパークショップ運営から見たレゴランド®・ジャパンの戦略」

交流文化学部 観光分野講演会「テーマパークショップ運営から見たレゴランド®・ジャパンの戦略」

 講演会では、テーマパークビジネスを中心に話が展開。八木さんは、具体的な数字や事例を用いて「テーマパークの売上は、チケット約50%、リテール約25%、食事やレストラン約15%、その他広告などで10%という割合です。このようにリテールは、お客様の来場後、最も売上につながる重要な役割を担っているので、LEGOLAND® Japanでは、販売する商品を時間によって変える施策をとっています。午前中は、荷物になる商品を少なく、園内でも遊べる小道具などを置きます。午後からは、お帰りになるお客様に向けて、お菓子やグッズなどの商品を豊富に揃えています」と説明しました。

交流文化学部 観光分野講演会「テーマパークショップ運営から見たレゴランド®・ジャパンの戦略」

交流文化学部 観光分野講演会「テーマパークショップ運営から見たレゴランド®・ジャパンの戦略」

 講演後には、質疑応答の時間が設けられ、学生は「企業戦略や商品戦略について」や「他のテーマパークとの差別化」をはじめ、「LEGOLAND® Japanやその他の企業が欲しい人材」など、観光分野に限らず、今後の就職活動の糧となる質問を八木さんに投げかけました。学生たちにとって、テーマパークビジネスの具体的な施策やノウハウなどを知ることができた今回の講演は、社会に出た際のアイデアの起点となるほか、授業やゼミ活動の場で活かすことができる貴重な機会となりました。