追究

2018年08月31日

ノースカロライナ大学 サマープログラム

ノースカロライナ大学 サマープログラム

2018年6月~7月 長久手キャンパス・星が丘キャンパス

ノースカロライナ大学の学生が
本学の学生と共に学び、互いに国際理解を深めました。

 本学では世界各国の大学と提携を結び、互いに学生を受け入れています。その交換留学協定大学のひとつであるアメリカ・ノースカロライナ大学から4名の学生を受け入れ、本学国際交流センター主催の「サマープログラム」の拡大版として約1ヶ月間、学びの場を提供しました。4名の留学生は、本学国際交流センターが提供する日本語・日本文化のサマープログラムを受講すると同時に、文学部 総合英語学科※、交流文化学部 交流文化学科、グローバル・コミュニケーション学部 グローバル・コミュニケーション学科の授業も受講。日本語や国際交流、日本やアメリカの文化について本学の学生と共に学び、理解を深めました。

ノースカロライナ大学 サマープログラム

ノースカロライナ大学 サマープログラム

 7月16日(月)には総合英語学科の授業に参加。英語と日本語の発音について学びました。まずは留学生がプリントに書かれた英単語を読み上げ、発音の種類ごとに分類分け。留学生は何度も英単語を繰り返しリピートし、本学の学生は繊細な発音の違いを聞き分けていきました。続いて日本語の発音についてクイズ形式で学修。「くつ」+「はこ」=「くつばこ」というように、2つの単語が足されると発音が変わる日本語について、本学の学生が留学生にヒントを出しながら、どんな変化があるのかを学んでいきました。

ノースカロライナ大学 サマープログラム

ノースカロライナ大学 サマープログラム

 7月18日(水)には総合英語学科のダイカス先生のゼミに参加。アメリカの文化や成り立ちをテーマとして学修するゼミナールで、この日は留学生から直接アメリカについて学ぶことができました。授業では2つの班に分かれて、本学の学生が留学生にアメリカの民族性や歴史について英語で質問。留学生は自分の先祖の出身国を示しながら、多国籍国家アメリカについて紹介しました。さらに留学生は「日本の歴史上の人物で一番好きな人は誰?」と逆質問。本学の学生はスマートフォンや電子辞書を駆使しながら英語で坂本龍馬や徳川家綱について解説し、お互いに自国に対する理解を深めました。
 今回、授業を通じて留学生と関わったことは本学の学生にとっても海外や留学への関心を深め、向学心を高めるすばらしいきっかけとなりました。本学では今後も国際交流センターや学部が密接に連携し、今まで以上に海外について学べる学修環境を整え、学生たちに提供していきます。

※2018年4月、英文学科より改称