追究

2019年01月10日

ビジネス学部「企業分析プロジェクトB(東海地区のグローバルカンパニー)」

ビジネス学部「企業分析プロジェクトB(東海地区のグローバルカンパニー)」

企業とコラボレーションしながら、
実社会で活かせるアカウンティングスキルを磨きます。

 経営学、商学、会計学、経済学など、多岐にわたる学問領域を広くかつ実践的に学ぶことで、ビジネスの現場で求められる力を磨くことができる本学のビジネス学部。企業・自治体・NPOなどとの恊働によるアクティブラーニングを積極的に取り入れていることも、本学のビジネス学部ならではの特徴です。そのアクティブラーニングのひとつが、3・4年生を対象に開講される「企業分析プロジェクトB(東海地区のグローバルカンパニー)」。1・2年次に身につけた会計学の知識を活用し、実際に東海地区の企業の経営実態や課題を明らかにしていく授業です。収支のバランスや企業の成長性など多様な情報を読み解くことができる「貸借対照表」や「損益計算書」「キャッシュ・フロー計算書」などを分析することで、企業の経営実態の本質に迫ります。グループになって財務諸表を分析することもこの授業の魅力のひとつで、仲間と協力しながら課題に挑むことで社会人として欠かせないチームワーク力や計画性なども養うことできます。

ビジネス学部「企業分析プロジェクトB(東海地区のグローバルカンパニー)」

ビジネス学部「企業分析プロジェクトB(東海地区のグローバルカンパニー)」

 今年度、この授業にご協力いただくのは株式会社サンゲツ様。創業150年以上の歴史を持つ、名古屋の経済界を支えてきた老舗企業のひとつで、近年は世界に事業を展開しているグローバル企業でもあります。

ビジネス学部「企業分析プロジェクトB(東海地区のグローバルカンパニー)」

ビジネス学部「企業分析プロジェクトB(東海地区のグローバルカンパニー)」

 11月9日(金)の授業では、株式会社サンゲツ様の広報・IR課長様にお越しいただき、企業の概要や取り扱っている商材、近年の成長戦略などをご説明いただきました。広報課長様は商材の見本や近年の連結売上高推移のグラフをお示しくださり、学生たちは株式会社サンゲツのリアルな横顔に迫ることができました。この日受け取った貴重な情報を基に、学生たちは株式会社サンゲツについて会計学の視点から分析していきます。全15回で構成される講義の終盤には分析結果をまとめ、企業のご担当者様に報告する機会も設ける予定です。この授業を通じて学生たちは企業分析の力はもちろん、客観的に数字を読み解く力、読み解いた結果をわかりやすくまとめる力、適切な言葉で相手に伝える力など、ビジネススキルを着実に高めていきます。