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2019年02月22日

建築系愛知13大学共同企画展 ~次世代に引き継ぐ魅力ある都市~

建築系愛知13大学共同企画展 ~次世代に引き継ぐ魅力ある都市~

開催期間 2018年12月12日(水)~2019年1月13日(日)
合同講評会 2018年12月22日(土)
名古屋都市センター 11階まちづくり広場

他大学との共同企画展で、学修の成果を発揮。
名古屋市栄地区の文化施設を提案しました。

 創造表現学部 創造表現学科 建築・インテリアデザイン専攻では、建築、インテリア、都市計画などを幅広く学ぶことができます。実習が数多く開講され、実社会の課題に取り組みながら、建築・インテリアに関わる専門知識と技能を磨いています。『空間設計Ⅳ』の授業では、美術館と図書館を併設した「都心の文化交流施設」を考察する設計課題に1~3名で取り組みました。設計要件として提示された敷地は、名古屋市中区・栄エリアの一角。学生たちは現地を訪れてその土地の歴史や人々の様子などを調査し、地域の特性を読み解き、建築物を設計しました。講評会では、3カ月間の集大成として指導教員に設計意図をプレゼンテーション。約25グループの個性豊かな作品の中から優秀作品に選ばれた1点が、「建築系愛知13大学共同企画展~次世代に引き継ぐ魅力ある都市~」に出展されました。

建築系愛知13大学共同企画展 ~次世代に引き継ぐ魅力ある都市~

建築系愛知13大学共同企画展 ~次世代に引き継ぐ魅力ある都市~

 「建築系愛知13大学共同企画展~次世代に引き継ぐ魅力ある都市~」とは、建築を学ぶ県内の学生たちがまちづくりを考え、それぞれの作品を展示・発表する共同企画展です。今年度は、2018年12月12日(水)~2019年1月13日(日)に開催されました。12月22日(土)には合同講評会がおこなわれ、13大学の代表学生が出展作品に込めた意図をプレゼンテーション。各大学の先生方から講評をいただき、建築やまちづくりへの考察を深めました。本学から参加した2名の学生も、授業で磨き上げたプレゼンテーション能力を発揮。他大学の教員や学生に向けて、コンセプトや設計意図をわかりやすく説明しました。他大学との交流は学生たちの刺激となり、今後の設計課題にも大いに活かされていくことでしょう。

建築系愛知13大学共同企画展 ~次世代に引き継ぐ魅力ある都市~

建築系愛知13大学共同企画展 ~次世代に引き継ぐ魅力ある都市~

建築系愛知13大学共同企画展 出展作品
作品タイトル:栄を見るStadium

建築系愛知13大学共同企画展 ~次世代に引き継ぐ魅力ある都市~

創造表現学部 創造表現学科
建築・インテリアデザイン専攻 3年
大竹由佳莉さん、石本紗代子さん

建築系愛知13大学共同企画展 ~次世代に引き継ぐ魅力ある都市~

 栄エリアの特長は、公園の緑と都会的な街並みの両方を楽しめること。これを建築にも取り入れたいと考え、居心地が良くやさしい空間の図書館とゴツゴツした壁面を活かした近代的な美術館という二面性のある文化施設を設計しました。特に力を注いだのは、図書館側に設置した円弧上に広がる階段です。階段の側面に本棚をつくり、段差も座りやすい高さに設計。広いスペースの中で腰をかけてゆったりと本が楽しめる空間となるよう計画しました。