追究

2019年05月16日

文学部 総合英語学科/英文学科 対象 羽田空港 ANA JAL 工場見学ツアー

文学部 総合英語学科/英文学科 対象 羽田空港 ANA JAL 工場見学ツアー

2019年3月6日(水) 中部国際空港、羽田空港、JAL工場、ANA機体工場

エアライン業界がまるごと分かる体験ツアーを実施。
国内線で羽田空港へ向かい、ターミナル内を見学しました。

 本学の文学部 総合英語学科(※2018年4月、英文学科より総合英語学科へ変更)は、これまで多くの学生をエアライン業界に輩出してきました。その実績を活かし、エアライン業界をめざす学生たちにさまざまなサポートをおこなっています。その一つが、2019年3月6日(水)に実施した総合英語学科/英文学科独自で開催している「羽田空港 ANA JAL 工場見学ツアー」です。全日本空輸株式会社(ANA)でキャビンアテンダントとして勤務した経験を持つ本学の嘉悦裕子先生を講師に迎え、羽田空港内や機体工場を見学し、エアライン業界ではどのようなスタッフが働いているのか、また、飛行機を安全に運行させるためにどのような仕事があるのか、体験的に学んでいきます。今年度は1年生から3年生の21名の学生が参加し、エアライン業界について知見を広げました。

文学部 総合英語学科/英文学科 対象 羽田空港 ANA JAL 工場見学ツアー

文学部 総合英語学科/英文学科 対象 羽田空港 ANA JAL 工場見学ツアー

 ツアーはまず、旅行者として飛行機を利用してみるところからスタート。中部国際空港 セントレアからANAの国内線に乗り込み、羽田空港に向かいました。中部国際空港の保安検査を抜けた後、嘉悦先生は保安検査の意味などを紹介し、さらに「空港内にはさまざまな情報発信ツールが置かれています。たとえば広報用のチラシやパンフレットなどです。そういった細かな情報も含め、空港内の職員の動きやアナウンスなどに気を配り、積極的に情報収集に努めてください」とアドバイス。学生たちをやさしく誘導していきました。

文学部 総合英語学科/英文学科 対象 羽田空港 ANA JAL 工場見学ツアー

文学部 総合英語学科/英文学科 対象 羽田空港 ANA JAL 工場見学ツアー

 羽田空港に到着した後は、空港内の全体像を把握すべく展望デッキへ。羽田空港は第1旅客ターミナル、第2旅客ターミナル、国際線旅客ターミナルの3つのターミナルから成ることを紹介し、さらに、3つのターミナルを順に回っていく当日のツアー工程も確認しました。ここでは嘉悦先生が行きの機内で気づいたことを学生たちにレクチャー。「機内安全ビデオに歌舞伎役者を登場させ、外国のお客様にも興味を持ってもらおうと工夫されていたこと」「乗務員同士、機内アナウンスで頻繁に連絡を取り合って安全確保に努めていたこと」などを紹介し、帰りのJAL便との比較をすることをおすすめしました。

文学部 総合英語学科/英文学科 対象 羽田空港 ANA JAL 工場見学ツアー

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文学部 総合英語学科/英文学科 対象 羽田空港 ANA JAL 工場見学ツアー

文学部 総合英語学科/英文学科 対象 羽田空港 ANA JAL 工場見学ツアー

 第2旅客ターミナルを各自で見学したあとは「JAL工場見学~SKY MUSEUM~」に参加し、JALのスタッフから機体の種類や飛行機が飛ぶ仕組みなどについて学びました。プログラムは映像や画像を用いたプレゼンテーションを受ける「航空教室」、仕事紹介エリアや年表などを見学する「展示鑑賞」、格納庫内を巡り機体について学ぶ「格納庫見学」の3部構成。展示エリアではJALのコスチュームを試着することもでき、学生たちは憧れの制服に身を包み、記念撮影をおこないました。格納庫見学では「機体の見分け方」や「点検の方法」などを案内役のスタッフが解説し、学生たちはそのスケールの大きさを肌で感じることができました。

文学部 総合英語学科/英文学科 対象 羽田空港 ANA JAL 工場見学ツアー

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文学部 総合英語学科/英文学科 対象 羽田空港 ANA JAL 工場見学ツアー

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 午前中のプログラム終了後、国際線旅客ターミナルにて昼食を済ませ、次はANAの機体工場へ。前半の講義では、ANAのスタッフが時折クイズも織り交ぜながら、ANAの所有する機体の種類や2019年5月24日就航予定のエアバスA380型機について紹介。さらに「ヘルメットのラインの色で役職が見分けられること」「エンジンの値段」など、後半の格納庫見学で確かめたくなる豆知識満載のレクチャーを受けることができました。格納庫見学では、「2020年に向けて1.7倍の離着陸をめざすこと」「工具箱を大切に取り扱っていること」などが紹介され、学生たちはスマートフォンで格納庫内を撮影しながら熱心に解説に耳を傾けていました。
 見学終了後は第1旅客ターミナルに移動し、展望デッキで今日の学びを全員で振り返った後、JAL便に搭乗。丸一日掛けて、エアライン業界についてたっぷり学ぶ体験学習も無事、終わりを迎えました。エアライン業界で活躍する方々の安全運行や接客サービスなどへの熱意を知ることができた学生たちは、自らの将来を見つめ、学修や就職活動への意欲をさらに高めたことでしょう。本学の総合英語学科/英文学科では、今後もエアライン業界への就職を希望する学生に対し、さまざまな学修の場を設け、一人ひとりの進路実現を手厚くサポートしていきます。