追究

2019年07月02日

第4回韓国語作文コンテスト

第4回韓国語作文コンテスト

2019年6月8日(土) 星が丘キャンパス 53A

韓国語のスキルを磨き、文化に触れる、
本学独自のコンテストを実施しました。

 本学では世界で活躍できる人材を育成するために、多くの教育プログラムを用意しています。その中の一つが、全学部の学生に開かれている「言語活用科目」。英語はもちろん、中国語や韓国語、ポルトガル語などの授業も開講しています。この言語活用科目を統括している国際交流センターが後援となり、韓国・朝鮮語教育委員会が主催する「韓国語作文コンテスト」が、6月8日(土)に開催されました。このコンテストは今年で4回目を数え、学生たちが日頃の勉強の成果を競い合う舞台です。「韓国語との出会い」もしくは「私が経験したコリアン・カルチャーショック」の2つからテーマを選び、1,600字程度で自分の考えや経験談をまとめます。審査員を務めたのは、名古屋韓国学校の校長先生や駐名古屋大韓民国総領事館の領事など6名。本格的な挑戦の舞台に参加した19名の学生たちは、真剣な面持ちで自分の思いを書き上げました。

第4回韓国語作文コンテスト

第4回韓国語作文コンテスト

 審査がおこなわれている間は「文化体験」と題して、2つの催し物が実施されました。1つ目は、K-POPダンス対決。若者に人気のK-POPを踊ってみよう! という企画です。小中学生にダンスを教えているインストラクターの指導を受けた後は、2つのチームに分かれて、出来栄えを競い合いました。途中でダンスの隊形を変えたり、掛け声を盛り込んだり、アイデア満載のダンスに会場は大盛り上がり! 自然と手拍子が起こり、両チームに盛大な拍手が送られました。

第4回韓国語作文コンテスト

第4回韓国語作文コンテスト

 2つ目の催し物は、韓国のゲーム「ユンノリ」体験。ユンノリとは日本のすごろくのようなゲームで、出た目にあわせて3つの駒を動かし、すべての駒をより早くゴールさせたチームが勝者です。学生たちは、目が出るたびに、一喜一憂! 韓国の伝統的な遊びに夢中になりました。

第4回韓国語作文コンテスト

第4回韓国語作文コンテスト

 楽しい時間が過ぎた後は、いよいよ、結果発表。最優秀賞に輝いたのは、交流文化学部 2年の水野 克哉さん。賞状と副賞の韓国行きの飛行機チケットが手渡され、会場から大きな拍手が贈られました。学生たちにとって、良い力試しの場となり、同じ韓国語を学ぶ学生同士のすばらしい交流の機会となった今回のコンクール。来年、再来年とさらにパワーアップを続け、本学の伝統的なイベントとして育っていくことでしょう。本学ではこのコンクールのように、学生たちに学びの機会を提供し、世界と学生を結ぶきっかけを創造していきます。

《最優秀賞》交流文化学部 交流文化学科2年 水野 克哉さん

第4回韓国語作文コンテスト

 コンテストでは、韓国語との出会いについて書き上げました。歴史物の韓国ドラマを見た時に初めて韓国語に触れたのですが、その時はそこまで興味を持ちませんでした。しかし、若者が主人公の現代ドラマを見て「感覚や暮らし、国は違うけれど僕たちと変わらないんだ」と気づき、そこから一気に韓国語の虜に。大学でも韓国語を専攻したいと考え、愛知淑徳大学の交流文化学部に進学しました。東海エリアで韓国語を専門的に学べる大学は少ないので、この大学はまさに私にぴったりの大学でした。まさかまさかの優勝でしたが、作文の授業で受けたアドバイスを思い出し、事前に何度も先生方に添削いただいた成果が、最高の結果に結びついたのかもしれません。留学もしてみたいですし、まだ具体的ではありませんが、将来は韓国語に関わる仕事に就きたいと考えています。韓国語作文コンテストで得た自信を原動力に変えて、これからも韓国語の勉強に力を注いでいきたいと思います。