追究

2025年05月07日

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 石丸ゼミ 令和6年度協働まちづくり活動補助金成果報告会

2025年3月22日(土)長久手市公民館集会室

長久手市のまちづくりに関する活動を報告しました。

 2025年3月22日(土)、長久手市公民館集会室で、令和6年度長久手市協働まちづくり活動補助金成果報告会が開催されました。この取り組みは、地域課題を解決するために、独自の視点で自主的に取り組む事業の活動経費を補助するというものです。令和6年度は7団体が交付対象となっており、本学からは建築学部*(*創造表現学部 建築学科 建築・インテリアデザイン専攻は2025年4月より建築学部となりました)の清水ゼミ、創造表現学部メディアプロデュース専攻の石丸ゼミの2団体が活動報告をおこないました。
 今回は、創造表現学部メディアプロデュース専攻の石丸ゼミの報告を紹介します。

 石丸ゼミの「ちいきづくり THE MOVIE」は、長久手市で活躍する7人と1団体にインタビューを行った動画を制作しました。ストーリーは、主人公の大学生が卒業後の進路に悩み、考えているうちに居眠りをしてしまいます。目が覚めると、長久手市の「ながくて食と農の広場あぐりん村」の芝生の上にいて、近くにはビデオカメラとミッションが書かれた紙が置かれています。命じられた内容は、インタビュー調査を行い、人の居場所づくりを記録するというものです。

 学生は活動内容を振り返り、「取材先が多く、スケジュール調整が難しかったです。」と活動における課題を報告しました。また、動画制作だけでなく、インタビュー記事の冊子も作成し、長久手市内の関係団体に配布しました。 審査員の方からは「インタビューを経て、どのようなことを感じましたか」と質問があり、学生は「長久手市には誰かのために行動を移す人が多いことを知り、驚きました。また、それぞれの取り組みを自己満足で終わらせない様子を見て、メディアプロデュースを専攻する者として、誰に何を伝えたいのか、何を考えて欲しいのかを考えて制作に取り組みたいと感じました」と答えました。

 活動報告会の後には交流会が設けられ、他の活動団体と親交を深めました。長久手市協働まちづくり活動補助金事業の本部の方が「地域や団体の枠を超えた新たなつながりが生まれ、さらなる協働が広がることを期待しています」と締めくくりました。

 学生たちにとって、1年間の活動を振り返り発表するだけでなく、他の団体の活動から刺激を得られた報告会となりました。本学はこれからも地域や団体と連携し、地域貢献活動に取り組んでまいります。

■2025年2月9日 (日)創造表現学部 メディアプロデュース専攻 石丸ゼミ「ちいきづくりthe Movie」制作

学生コメント

創造表現学部 メディアプロデュース専攻 3年
野呂 明里さん
三輪田 菜摘さん
藤倉 和奏さん

 発表は緊張しましたが、ゼミとして楽しく活動してきたことを伝えることができました。審査員の方からの質問に対し、自分の言葉で成長したことを発表できてよかったです。また、今後制作した動画を観てもらう機会を作りたいです。動画の最後には「長久手人になりたい」という言葉もあるので、長久手市で行われる交流会などのイベントや、大学のミニシアターなどで公開し、多くの世代の人に長久手市を知ってもらう機会を作りたいです。