2019年6月21日（金） 星が丘キャンパス アクティブ・ラーニングスタジオ

日本で学ぶ留学生と交流しよう！
本学所属の学生団体がイベントを企画・実施しました。

　本学の教育センターの一つ、「コミュニティ・コラボレーションセンター（CCC）」は、地域と学生たちをつなぐことで、一人ひとりの自主性や行動力などを育んでいます。地域貢献活動を紹介したり、ボランティアに関する授業を開講したり、さまざまな角度から学生たちを支援しています。地域貢献活動に取り組む学生団体も多く所属しており、障がい者支援や高齢者支援、地域活性化など、その活動は多岐にわたっています。そんな学生団体の一つに「にじいろあーす」があります。「にじいろあーす」は、主に外国の方々と定期的に交流を行っています。外国文化に触れて、様々なことを学び、また、自国の文化を伝える活動を続けています。6月21日（金）には、この「にじいろあーす」が主催する交流会を実施。星が丘キャンパスのアクティブ・ラーニングスタジオで、名古屋YMCA日本語学院で学ぶ留学生と本学の学生とが一緒の時間を過ごし、互いに交流し合いました。

　最初のプログラムは「フルーツバスケット」。本学の学生がルールを日本語と英語で解説。最初は戸惑いながらの参加でしたが、留学生もだんだんとルールを理解し、最後は笑顔でゲームに取り組みました。次におこなわれたのはジェスチャーゲーム。「お寿司」「テニス」「掃除」など、さまざまなお題が出され、留学生も本学の学生も一緒になって、答えを考えていきました。最後は参加者が2つのテーブルに分かれての交流タイム。「お正月に食べる食べ物は？」「日本の総理大臣は？」など、日本にまつわるクイズも用意され、本学の学生が留学生に出題する形で場をあたため、交流タイムを盛り上げました。本学の学生は「日本にいつ来たのですか？」「ベトナムのおすすめの料理はなんですか？」と積極的に話しかけ、留学生は勉強したての日本語で懸命に応えていました。

　最後は「皆さんに会えてうれしかった」「気をつけて帰ってね」と笑顔で分かれた両者。留学生にとっては勉強中の日本語を使う絶好の機会となり、本学の学生にとっては学内で国際交流ができる素晴らしい機会となりました。会の進行をつとめた「にじいろあーす」のメンバーも無事に会を終えることができ、ほっとした表情。参加した全員が楽しめた今回の交流会のように、本学では学生が主体となって活動できる機会をこれからも提供し続けていきます。