追究
2025年06月11日
キャリアセンター 海外インターンシップ紹介

2025年2月22日~3月9日 オーストラリア
オーストラリアで日本のラーメン店を取材。
職業体験ができる海外インターンシップで
多くの気付きと成長を実感しました。
本学のキャリアセンターでは夏季と春季に海外インターンシップを企画しています。2024年度については、夏は台湾、春はオーストラリアへの海外インターンシップを開催し、それぞれ旅行会社やメディア媒体での研修を実施。今回は2月22日から3月9日まで、3名の学生(加藤恵理佳さん、高木更紗さん、二軒谷文玲さん)がオーストラリアでの海外インターンシップに参加した様子を紹介します。
インターンシップ先は「日豪プレス」様。シドニーとゴールドコーストにオフィスを構えるオーストラリア最大規模の日本語出版社です。日豪プレス様では、就業体験としてシドニーで展開する日本のラーメン店「博多元助」を訪れて取材をしたほか、博多元助の本社があるメルボルンへオンラインインタビューも試みました。
シドニーには日本のラーメン店が多数営業しており、博多元助はその中のひとつ。取材を通して明らかにしたいのは、他店とは違う博多元助ならではのこだわりや工夫です。スープ管理には最新のデバイスを使用し、科学的に味を詳細に管理していること、麺においても水と小麦粉の比率や最適な調理時間を厳密に決めていることなど、細部にわたって徹底した管理が行きわたっていることが分かりました。また、ラーメンの味だけでなく、接客においてもこだわっていることが分かりました。日本流の朝礼を毎朝おこない、日本の言葉やお客様に向けた声掛けを練習するなど、最高のおもてなしができるように努めているそうです。
3人の学生それぞれが海外インターンシップにおける目標を設定して臨んでいましたが、今回のインターンシップを通じて、人との出会いやコミュニケーション能力、協調性の大切さを学んだようでした。店舗でのインタビューのほか、街頭でのインタビューも実施する中で言葉が満足に通じなくても、コミュニケーション能力があれば国境を越えた交流ができることも痛感したそうです。また、3人の個性はそれぞれ異なっているものの、その異なる強みや学部の学び、得意を生かしてチームワークを発揮していくことで、よりよいものができることにも気づいたそうです。
海外インターンシップは、異文化交流だけでなく、新しい自分の発見にもつながります。この経験は今後の大学生活や就職活動に生かされていくことでしょう。
このように国内のインターンシップと異なる環境で、語学力も伸ばしながら職業体験ができるのは、本学の海外インターンシップならでは。今年度も夏季、春季に開催する予定です。少しでも興味を抱いた学生は、キャリアセンターへ問い合わせてみてください。
■日豪プレス記事
>ラーメン好き女子大生が追う、シドニー博多ラーメン元助の信念に迫る
「Nichigo Press Media Group」ニュース2025年4月3日付