追究

2019年11月05日

ANAエアラインスクール講座「学外研修」

ANAエアラインスクール講座「学外研修」

2019年9月15日(日)~9月17日(火) 中部国際空港

現役のグランドスタッフが講師を務める講座。
中部国際空港で、
さまざまなグランドスタッフ業務を体験しました。

 ANAエアラインスクールは、本学とANAビジネスソリューション株式会社が教育連携協定締結を契機に実施されている講座です。当講座ではANAグループの現役キャビンアテンダントやグランドスタッフから接遇方法や空港・機内業務について直接学ぶことができます。日程は学内で5日間の講座を受けた後、中部国際空港で3日間の実務体験をおこないます。
 15日(日)、交流文化学科とグローバルコミュニケーション学科の学生は中部国際空港に集合し、空港業務の説明を受け、施設見学、接遇訓練を実施。16日(月・祝)は高齢者疑似体験や手荷物シミュレーションなどをおこないました。そして今回ご紹介するのは、最終日17日(火)に体験した手荷物預かり、手荷物タグ発行、ゲート業務シミュレーションについてです。

ANAエアラインスクール講座「学外研修」

ANAエアラインスクール講座「学外研修」

 朝9時から始まった研修は、手荷物預かり業務およびゲート業務を行う上で必要な知識習得から。休憩を挟んで午後からはいよいよカウンター、ゲートでのシミュレーションです。学生たちは実際にカウンターの中に入ってチェックインや手荷物預かりの方法を学んでいきます。手荷物をお預かりする際、サービスによってさまざまなラベルを使い分けます。講師がそのラベルについて説明すると、学生は皆ノートにメモをしながらその違いを理解していきました。また、手荷物タグの発行シミュレーションも体験。手荷物タグの出力、チケットのスキャニングなどを実際におこないました。慣れない手つきながらも、学生たちは真剣な表情で取り組んでいました。

ANAエアラインスクール講座「学外研修」

ANAエアラインスクール講座「学外研修」

 お客様へは文語的な表現で話すことを強調されていました。お客様との会話は日常的に使っている口語表現で話しがちですが、講師は文語的な表現で話せるようにすることが大切だと言います。なかなかうまく話せない学生たちに向けて、日ごろから意識することで改善できると力強いエールを送っていました。
 通常では入ることが許されない空港内のカウンターや搭乗ゲート。現場の雰囲気を感じながら充実した3日間のプログラムを終え、学生たちは多くの学びを得ることができたはずです。今後も本学ではエアライン業界をめざす学生たちの支援を続けていきます。