追究

2020年01月29日

ビジネス学部「マーケティングⅡ」大正製薬 連携授業

ビジネス学部「マーケティングⅡ」大正製薬 連携授業

2019年12月9日(月) 星が丘キャンパス 55A教室

企業の方から、商品のマーケティング戦略について学ぶ特別授業を開講しました。

 ビジネスの現場で活躍する人材を育成するため、企業・自治体・NPOと連携した学びを数多く展開しているビジネス学部。12月9日(月)には、大正製薬株式会社様と連携した講義を、『マーケティングⅡ』の授業内でおこないました。ご登壇いただいたのは、大正製薬株式会社 マーケティング本部の小山貴之氏と麻生徳雄氏。主力商品のリポビタンDの事例を中心に、これまでどのようなマーケティング戦略を展開してきたのか解説しました。

ビジネス学部「マーケティングⅡ」大正製薬 連携授業

ビジネス学部「マーケティングⅡ」大正製薬 連携授業

ビジネス学部「マーケティングⅡ」大正製薬 連携授業

ビジネス学部「マーケティングⅡ」大正製薬 連携授業

 一般医薬品市場のカテゴリーの中で、最も市場規模が大きいドリンク剤。中でもトップシェアを誇るリポビタンDの商品開発の歴史や時代に合わせたプロモーション戦略などを、小山氏と麻生氏はマーケティングの要素とされる4P(「Product」「Price」「Place」「Promotion」)に沿って説明しました。「Place」では、薬局や薬店に冷蔵ストッカーを設置し、よく冷えてノド越しがよいリポビタンDを提供することで顧客を増やす手法などを紹介。冷蔵したリポビタンDのおいしさを体感するために、授業内で試飲会もおこなわれました。また、「Promotion」では歴代のCMを上映し、麻生氏がターゲットやコンセプトの変遷について語りました。

ビジネス学部「マーケティングⅡ」大正製薬 連携授業

ビジネス学部「マーケティングⅡ」大正製薬 連携授業

 学生たちは、企業が力を注ぐマーケティング戦略の実例を知り、経営学への向学心をより高めたことでしょう。これからもビジネスの現場の学びを通して、実社会に通じる経営学・経済学・会計学・商学の知識を深めていきます。