追究

2020年01月29日

ビジネス学科 大塚ゼミ 笠寺観音商店街「モチモチ・フェスタ2019」

ビジネス学科 大塚ゼミ 笠寺観音商店街「モチモチ・フェスタ2019」

2019年12月15日(日) 笠寺観音商店街(名古屋市南区)

商店街と協働して商品を開発し、イベントで販売。
地域に根差して“生きた”マーケティングを追究しています。

 マーケティングを専門とするビジネス学部教授・大塚英揮先生のもと、大塚ゼミでは流通や企業のマーケティング戦略などを追究しています。学生たちの学びは、机上の学修・研究にとどまりません。身につけた知識を活かして、自ら考え、高め合うディベートやプレゼンテーション、さらに地域や企業との連携プロジェクトにも励んでいます。
 2019年度、大塚ゼミに所属したばかりの2年生16名は、名古屋市南区にある笠寺観音商店街との協働に挑みました。ミッションは、この地域で採取される蜂蜜「観音はちみつ」を使った新商品の開発。6月から商店街の方々との話し合いを重ね、養蜂場の見学、商品アイデアの提案、商店街の夏祭りへの参加などを通して地域の皆さんとの交流も深めていきました。

ビジネス学科 大塚ゼミ 笠寺観音商店街「モチモチ・フェスタ2019」

ビジネス学科 大塚ゼミ 笠寺観音商店街「モチモチ・フェスタ2019」

 そして約半年間の試行錯誤の末、地元のお菓子処 亀屋芳菘のご協力のもと、新商品「笠寺ハチミツ焼きドーナツ」が完成。12月15日(日)に笠寺観音商店街で開催された冬祭り「モチモチ・フェスタ2019」にてお披露目しました。学生たちが販売ブースを用意し、商品を並べて「笠寺の蜂蜜を使ったおいしいお菓子です!」と元気よくPR。大勢の人が足を止め、次々とお買い上げくださいました。また、商品販売だけではなく、子どもたちが楽しめるミニバスケのシュートゲームも実施。ご家族皆さんで熱中する姿も見られ、たくさんの笑顔があふれていました。

ビジネス学科 大塚ゼミ 笠寺観音商店街「モチモチ・フェスタ2019」

ビジネス学科 大塚ゼミ 笠寺観音商店街「モチモチ・フェスタ2019」

 連携プロジェクトに取り組み、ビジネスパーソンに必要な提案力や実行力、コミュニケーション能力などを鍛えている大塚ゼミの学生たち。実社会の多様な人々や現場と向き合って“生きた”マーケティングを学びながら、さらなる成長を遂げていくことでしょう。

【学生のコメント】

ビジネス学科 大塚ゼミ 笠寺観音商店街「モチモチ・フェスタ2019」

笠寺観音商店街との連携プロジェクト代表
ビジネス学科 2年
浅井 菜江さん(左)、新井 未来さん(右)

 笠寺観音商店街の名物「観音はちみつ」のおいしさを伝えるには、どんなお菓子にすればいいのか。このまちを愛する皆さんの思いもお聞きしながら、商品開発に励みました。食べやすさや日持ちのよさなども考慮し、ドーナツに決定。亀屋芳菘の方々がつくってくださった試作品を食べたとき、あまりのおいしさに感動しました。モチモチ・フェスタでの販売をふまえ、今後の新たな展開につなげたいと考えています。
 今回、大塚ゼミ2年生にとっては、初めての地域活性化プロジェクトでした。みんなの心を一つにして「チーム」として挑んだ経験を活かし、これからも学び合い、学内外でのゼミ活動に全力を注ぎたいと思います。