追究

2020年02月07日

ビジネス学部 企業分析プロジェクトB (東海地区のグローバルカンパニー) 分析結果報告会

ビジネス学部 企業分析プロジェクトB (東海地区のグローバルカンパニー) 分析結果報告会

2020年1月10日(金) 星が丘キャンパス 13C教室

財務諸表から、企業の経営状況を分析。
会計情報から見えてくる経営の奥深さを学びました。

 ビジネス学科 現代ビジネス専攻では、1年次後期からビジネスイノベーションコースとビジネスアカウンティングコースに分かれ、それぞれ専門性を高めていきます。ビジネスアカウンティングコースは、企業経営に欠かせない簿記や財務会計が学びのベース。会計情報を読み解き、企業の収益性・安全性・成長性などを分析する力を養います。実社会に即した実践的な学びも展開しており、3・4年次対象の「企業分析プロジェクトB(東海地区のグローバルカンパニー)」では、学生たちが連携企業の財務諸表を読み解き、経営実態や課題を明らかにしていきます。
 2019年度、ご協力いただいたのは、国内外に市場を拡大するインテリアの専門商社・株式会社サンゲツ様。2019年10月には受講生約50名が本社を訪れ、取り扱う商材や企業概要、経営戦略などについて担当者の方に伺いました。そのヒアリング内容と過去10年分の有価証券報告書を活用し、グループに分かれてテーマごとに分析を進めていきました。

本社を訪れた様子はこちら>

ビジネス学部 企業分析プロジェクトB (東海地区のグローバルカンパニー) 分析結果報告会

ビジネス学部 企業分析プロジェクトB (東海地区のグローバルカンパニー) 分析結果報告会

 2020年1月10日(金)には、分析結果をプレゼンテーションする報告会がおこなわれました。当日は株式会社サンゲツ 広報・IR課長 白戸良子様をお招きし、学生たちの分析結果と経営実態を比較しながら講評をいただきました。学生たちは5~6人からなる9グループで発表し、企業の強みと弱み、収益性や安全性などを考察。財務諸表をもとにさまざまな指標から分析をおこない、経営状況を明らかにしていきました。6つの指標から売上や利益、資産などの成長性を分析したグループは、過去10年間で着実に成長しているとした上で、中期経営計画の目標利益達成に向けた改善策にも言及。国内外のグループ会社の連携を強化することで、商品の付加価値を高め、収益性を向上させていくことを提案しました。

ビジネス学部 企業分析プロジェクトB (東海地区のグローバルカンパニー) 分析結果報告会

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ビジネス学部 企業分析プロジェクトB (東海地区のグローバルカンパニー) 分析結果報告会

ビジネス学部 企業分析プロジェクトB (東海地区のグローバルカンパニー) 分析結果報告会

 すべての発表が終了した後、白戸様からは「半年ほどの期間、弊社について深く調べていただきました。みなさん大変よく研究されていて、非常に興味深い発表内容でした」とご講評いただきました。また、学生たちが考えた経営課題に対して、企業として実際におこなっている取り組みを事例とともにご紹介いただきました。
 客観的な数字が示すデータを読み解き、経営の奥深さやおもしろさを学んだ学生たち。授業を通して身につけた分析力や論理的思考力、プレゼンテーション力を社会に出てからも役立てていくことでしょう。