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2021年01月27日

建築系愛知16大学共同企画展 ~次世代に引き継ぐ魅力ある都市~

建築系愛知16大学共同企画展 ~次世代に引き継ぐ魅力ある都市~

2020年12月8日(火)~12月27日(日)名古屋都市センター11階まちづくり広場

愛知県内の建築系大学16校が作品を展示。
本学の学生が最優秀賞に輝きました。

 創造表現学科 建築・インテリアデザイン専攻は、建築、インテリア、都市計画などを学ぶ専攻です。専門科目「空間設計」では、小規模店舗や住宅、複合施設などの設計課題に取り組んでいます。そのなかでも3年生前期の授業「空間設計Ⅳ」は「自分が通った小学校の現代化プロジェクト」として、小学校の設計課題に挑戦。自身が卒業した小学校の敷地や現状を調査した上で、現代、そしてこれからの日本社会の中で小学校はどうあるべきかを考えます。
 この課題は、第1回の課題説明から第15回の最終講評会を経て、1名の代表学生を選出。その作品が「建築系愛知16大学共同企画展」に展示されました。

建築系愛知16大学共同企画展 ~次世代に引き継ぐ魅力ある都市~

建築系愛知16大学共同企画展 ~次世代に引き継ぐ魅力ある都市~

建築系愛知16大学共同企画展 ~次世代に引き継ぐ魅力ある都市~

建築系愛知16大学共同企画展 ~次世代に引き継ぐ魅力ある都市~

 「建築系愛知16大学共同企画展」は、2020年12月8日(火)から12月27日(日)まで、金山にある名古屋都市センターで開催。この企画展は、愛知県内で建築系分野の学科を持つ大学が集まり、それぞれの課題とともに作品を展示しました。19日には合同講評会が開催され、本学の渡邉愛友さんの作品が最優秀賞を獲得しました。

《最優秀賞》

建築系愛知16大学共同企画展 ~次世代に引き継ぐ魅力ある都市~

創造表現学科 建築・インテリアデザイン専攻3年
渡邉愛友さん
作品タイトル:心のまち

 私の地元は、陶器の街として有名な岐阜県多治見市。ゆったりとした時間が流れるこの街で幼少期を過ごした人たちが、大人になって帰ってきたとき、当時と変わらない情景が残っていたならきっと心の拠り所となるに違いありません。私はそんな情景も含めて小学校を設計したいと考えました。
 小学校は今後のさらなる少子化を見据え、大きな建物ではなく、小さな建物を分棟型で配置。教育施設としての役目を終えても、陶芸の工房やギャラリーなどに転用できるよう工夫しました。19日の合同講評会では、各大学の先生から建物だけでなく、周囲の環境も含めたコンセプトワークや模型づくりを評価していただき、大きな自信につながりました。