追究

2022年01月20日

文学部 教育学科 第13回 浅田ゼミ演奏会

文学部 教育学科 第13回 浅田ゼミ演奏会

2021年12月4日(土) 長久手キャンパス 第一音楽室

音楽を学ぶ学生たちが練習の成果を演奏会で披露。
ピアノ演奏や合奏を通じて音楽の素晴らしさを伝えました。

 教育学科 浅田ゼミは、小学校教諭をめざす学生たちが「音楽」を学ぶゼミナールです。歌やピアノ演奏、作曲家研究などを通じて自らの表現力を高めることはもちろん、音楽の素晴らしさを伝える力などを学んでいます。
 1年間の集大成として、毎年12月には演奏会も実施。学生たちはこの演奏会に向けて、個人レッスンのほか、合唱・合奏の練習に力を入れ、本番に備えていきます。例年は学外のホールで演奏会を実施していましたが、2020年度と2021年度は新型コロナウイルス感染防止の観点から、ホールでの演奏は中止となりました。学内で演奏の様子を録画し、その映像を放映する形での発表会を実施しています。

 今年度は12月4日(土)に発表会を開催。飛沫感染を防ぐため「合唱」はおこなわず、ピアノ演奏・合奏・ハンドベル演奏の3つを披露しました。合唱練習をおこなわなかった分、その時間は作曲家研究に費やし、作曲家の人物像や人生、曲に込めた想いなどを十分に理解したうえで、演奏に臨みました。演奏した曲の作曲家は「ベートーヴェン」「シューマン」「ショパン」の3名。
 教育現場でも取り上げられる有名な作曲家の曲を研究・演奏することで、小学校教諭をめざす学生たちの今後にもつながる学びを得る絶好の機会となりました。

文学部 教育学科 第13回 浅田ゼミ演奏会

文学部 教育学科 第13回 浅田ゼミ演奏会

文学部 教育学科 第13回 浅田ゼミ演奏会

 3年生は、鉄琴・木琴・コントラバスという構成で合奏にチャレンジし、誰もが聞き馴染みのあるアニメの曲を披露しました。4年生はハンドベルで、この時期にぴったりのクリスマスソングを演奏しました。一人ひとりの力を持ち寄ることが必要なハンドベル演奏で、全員が互いを信頼し合い、練習の成果を存分に発揮しました。
 音楽の楽しさやすばらしさを見る人たちに伝えた今回の演奏会。観客だけでなく、演奏した学生自身も音楽の可能性をあらためて実感し、さらに、自らの成長も感じられる素敵な機会となったことでしょう。本学では今回の演奏会のように、安全を第一に考えながら、学生たちの成長を披露する場を設け、一人ひとりのやる気を後押ししていきます。