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2022年02月21日

【CCC】2021年度 かがやけ★あいちサスティナ研究所 成果発表会・修了式

【CCC】2021年度 かがやけ★あいちサスティナ研究所 成果発表会・修了式

2021年12月12日(日) 愛知大学 名古屋キャンパス グローバルコンベンションホール

企業とコラボレーションして地球の課題について考察。
その成果を発表し、見事、優秀賞を獲得しました。

 2021年12月12日(日)、愛知大学 名古屋キャンパス グローバルコンベンションホールにて、「かがやけ★あいちサスティナ研究所」の成果発表会・修了式が開催されました。「かがやけ★あいちサスティナ研究所」とは、未来の愛知の担い手となる大学生が、グローバルな視点を持って継続的にエコアクションを実施することができるよう、愛知県が立ち上げたプロジェクトです。パートナー企業から提示された環境面での取り組みに関する課題に対し、研究員である大学生が現場での調査や企業担当者とディスカッションを実施し、その成果を企業側に提案します。2021年度は8つの企業がパートナー企業として参加。2021年8月からプロジェクトが開始し、愛知県内の39名の学生が8つのチームに分かれて、企業から提示される課題に対して解決策を思案していきました。

【CCC】2021年度 かがやけ★あいちサスティナ研究所 成果発表会・修了式

【CCC】2021年度 かがやけ★あいちサスティナ研究所 成果発表会・修了式

 このプロジェクトに愛知淑徳大学 交流文化学部 交流文化学科 2年の汪 雅雪さんが参加し、他大学のメンバーからなる混合チームの一員として、日本ガイシ株式会社と協働してプロジェクトに取り組みました。日本ガイシ株式会社から与えられた課題は「持続可能な未来を考える、グローバルな環境教育プログラムを検討せよ」。成果発表当日は、汪さん含む5名の学生が企業訪問や現場調査、企業の担当者やメンバー同士のディスカッションで導き出した自分たちの提案を堂々と発表しました。

【CCC】2021年度 かがやけ★あいちサスティナ研究所 成果発表会・修了式

【CCC】2021年度 かがやけ★あいちサスティナ研究所 成果発表会・修了式

 プレゼンテーションでは、日本ガイシの海外拠点の社員を対象としたアンケート結果をもとに、世界中の人が環境問題やエコについての話題の発信者となる、ネット上のコミュニティツールをつくるプロジェクトを提案。手書きの世界地図や日本ガイシのキャラクターのパペットなどを用いてプレゼンテーションをするなど、発表の方法も工夫し、会場に集まった聴講者に自分たちのアイデアを存分にアピールしていきました。その成果が実り、チーム日本ガイシは優秀賞を受賞。若い世代が参加しやすい大学生ならではの企画が評価され、受賞に至りました。
 次代を担う学生たちにとって、未来の課題を考え、社会人の方々と協力しながら成長できる素晴らしい機会となった今回の「かがやけ★あいちサスティナ研究所」のプロジェクト。本学では、他大学の学生と関わり、社会の中で活動できる機会を多く提供・紹介していくことで、学生一人ひとりの向学心に応えていきます。

学生コメント

【CCC】2021年度 かがやけ★あいちサスティナ研究所 成果発表会・修了式

交流文化学部 交流文化学科 2年 汪 雅雪さん

 大学1年次にベンチャー企業でのインターンシップを経験しました。その経験から、今度は対極にある大企業とのかかわりを持ち、自分の成長につなげたいと考えるようになりました。その思いをかなえるために、本学のコミュニティ・コラボレーションセンターの職員さんにご紹介いただいた「あいち★サスティナ研究所」のプロジェクトへの参加を決めました。与えられた課題は「自然環境」に関することで、今まで問題意識を持ったことのないテーマだった分、新たな知識を得られるきっかけとなり、日々の生活の中でも季節の移り変わりや、毎日の気温の変化にも地球の偉大さを感じるようになりました。4か月間、真剣に自然環境について考え抜いたことで、ずいぶんと人生が豊かになったように思います。また他大学で学び、専攻している専門分野も違うメンバーとともに活動したことで、自分の視野が広がりました。さらに、「自然環境」は国籍や思想、ジェンダーなどに関係なく地球上に住むすべての人が共有できる話題だと感じました。これは、国籍問わず200名の方にアンケートを取った経験からも得られたことです。今、企業は想像以上にSDGs達成のために力を注いでいることを今回のプロジェクトに参加して知りました。私も地球市民の一人として、「あいち★サスティナ研究所」で学んだことを未来に生かしていきたいと、決意を新たにしています。