追究
2022年06月06日
ビジネス学部 上原ゼミ Myリニモ&Myタウン リニモクイズ・ラリー
2022年3月8日(火)~14(月)リニモ沿線
SNSや360度カメラを活用したクイズラリーを考案し、
リニモの利用促進や沿線の地域活性化に貢献しました。
ビジネス学部の上原ゼミは長久手市や愛知高速交通(株)と連携し、東部丘陵線(通称:リニモ)と地域の活性化に向けた取り組みに力を入れています。その取り組みの名称は「Myリニモ&Myタウン」。これまでもリニモ沿線の商業施設や駅構内で、学生たちが企画・運営するイベントを数多く開催してきました。コロナ禍の現在においては、人を集めるイベントの開催が難しいため、一昨年からはTwitterやInstagramを活用した「リニモクイズ・ラリー」を考案。その仕組みは、リニモの各駅から徒歩圏内の商業施設などにまつわるクイズをSNSで全5問出題。参加者は各駅などに掲示したポスターに印刷されたQRコードを読み込み、クイズに参加・回答してもらいます。例えば「トヨタ博物館のシンボルゾーンに展示されているクルマの名前は何でしょう?」といったように、その場に行かなければ答えが分からないクイズを出題しているのがポイントです。クイズに合わせて360度カメラを使用した動画も一緒に投稿することで、より解答しやすくするなど、ゼミ生らしいアイデアが盛り込まれました。
■Instagramを活用した「リニモクイズ・ラリー」
さらにクイズラリー後に参加者へのアンケート調査も実施し、今回のクイズラリーについての感想も募りました。アンケートでは企画の満足度を問う項目で5段階評価の最高ランクである「満足」を数多くいただき、昨年の企画では「どちらでもない」という評価が多かったため、学生たちはこの結果が励みになりました。
コロナ禍においてもゼミ生たちは「リニモの利用促進と沿線の地域活性化のために何かできることはないか」と企画を考え、実施した今回のクイズラリー。今後もアンケート結果を真摯に受け止め、来年に向けて新たなアイデアを考えていきます。
●学生コメント
ビジネス学部 ビジネス学科 3年(2021年度)
(左から)佐藤穂乃佳さん、ゼミ長 村越あやねさん
今回の企画は役割に合わせてグループをつくり、それぞれ分業して準備を進めていきました。しかし、準備の終盤でそれぞれのグループが取り組んできた内容を繋ぎ合わせると、うまくいかない箇所が出てきて苦労しました。例えば、Twitterを見て頂いた一般の方から「クイズの回答方法が分からない」という質問を頂きました。企画の全体像が分かりづらかったことが原因で、このような基本的な質問を頂いてしまい、私たちの詰めの甘さを痛感しました。参加者・視聴者の視点で企画を再確認することの重要性を学ぶことができました。
私はゼミ長を担当させていただきましたが、それぞれのグループにお願いしていた事と、結果的に出来上がったものにズレがあり、それを修正するのに苦労しました。イメージで伝えると、どうしてもお互いの意識に相違が出てしまいます。コミュニケーションをしっかり取ってお互いの意識やするべきものをすり合わせすることが大切だと思いました。ただ、今回は前回のアンケートの有効回答数8件に対し、27件もいただけたことに手応えを感じました。今回の経験を後輩に引き継ぎ、来年はより良い企画立案の材料になれば良いなと思います。
上原ゼミ「Myリニモ&Myタウン」過去の活動もご覧ください。
■ビジネス学部 上原ゼミ アカペラ・フェスティバル&リニモ沿線写真展とGPS散歩
■ビジネス学部 上原ゼミ「モリコロパークパートナーフェスティバル2019