追究

2022年08月10日

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト キックオフミーティング

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト キックオフミーティング

2022年6月29日(水)星ヶ丘キャンパス 43A教室

大塚ゼミの2年生と企業との産学連携プロジェクトがスタート。
「若い世代に向けたヤクルトの価値の普及」に挑戦します。

 ビジネス学部の大塚ゼミはマーケティングを専門的に学び、ビジネスのエキスパートを目指すゼミナールです。他大学とのディベート大会や学外のコンペティションへの参加、自治体との連携など実践的な活動が特徴です。学外での経験を積み重ねることで、座学だけでは学べないスキルや知見を身につけます。
 大塚ゼミが毎年取り組んでいるのが「産学連携プロジェクト」。2年生が東海エリアの企業から課題をいただき、情報収集や市場分析を行いながら、効果的かつ独創的な企画を提案します。2022年度は前年度に続き株式会社ヤクルト東海様の課題解決に挑戦。この日から半年以上の時間をかけて、プロモーション企画を練り上げていきます。

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト キックオフミーティング

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト キックオフミーティング

 キックオフミーティングは名刺交換からスタート。スーツに身を包んだ学生たちは株式会社ヤクルト東海様をお迎えし、スムーズに名刺交換を済ませました。その後学生たちは一人ずつ自己紹介として、自身の長所や課題、プロジェクトへの思いを語り、それぞれ自分がどのような人物であるかを株式会社ヤクルト東海様に伝えました。

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト キックオフミーティング

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト キックオフミーティング

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト キックオフミーティング

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト キックオフミーティング

 ミーティングの前半では、株式会社ヤクルト東海様に「講義」をしていただきました。事業内容や会社の歴史、企業理念、メイン商品であるヤクルトの詳細などを動画やCMなどを用いて学生に分かりやすく紹介。その中で「20代の方は健康への意識が比較的低く、若い世代にヤクルトの価値を普及できていない」と現時点で抱えている問題点を挙げ、学生への課題として「大学生ならではの発想で、東海エリアのより多くの学生にヤクルトに興味を持ってもらい、毎日飲用する方法の立案」を提示しました。

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト キックオフミーティング

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト キックオフミーティング

 後半では学生が株式会社ヤクルト東海様についての事前調査の報告書を発表。日本経済新聞などの記事からこれまでのヤクルトの戦略やニーズを分析しました。また学生たちが作成した独自のアンケートを実施し、その結果から「スキンケア」を強く訴求していくことと、調査対象を広げ、より詳細な分析をしていくことを「今後の方向性」として定めました。この調査報告を受けた株式会社ヤクルト東海様は「本当に丁寧に調査されていて、とても興味深い内容になっていました。このアンケート結果もぜひ参考にさせていただきたいと思います」と感心されていました。

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト キックオフミーティング

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト キックオフミーティング

 最後に学生と株式会社ヤクルト東海様が向かい合わせになり、意見交換をスタート。ヤクルト商品の特徴や活用方法を改めて確認し、さらに株式会社ヤクルト東海様が商品についてオススメしたい点などの情報を共有することで、ヤクルトへの理解をさらに深めました。
 今回のキックオフミーティングでは、学生たちがヤクルトについて深掘りできたのはもちろんですが、株式会社ヤクルト東海様にとっても有意義だったようで「若い世代と実際に意見を交わすことで、若者の着眼点や価値観を把握でき、新たな課題も見えました」と語られました。
 今後、学生たちは最終報告会でのプレゼンテーションに向けて、調査・分析・考察を繰り返し、学生ならではの視点やアイデアをもって企画をつくり上げていきます。その過程で学生たちは課題抽出力や論理的思考力、コミュニケーション能力など社会人に必要な能力を養い、課題や困難に直面しても乗り越えられる人材に成長していくことでしょう。