追究

2022年09月09日

心理学部 坂田ゼミ 人形劇

心理学部 坂田ゼミ 人形劇

2022年7月8日(金)キッズツリーハウス認定こども園竹の山

心の発達を研究する心理学部の学生が、
人形劇で子どもたちを笑顔にしました。

 心理学部の坂田ゼミは発達心理学を専門的に学び、子どもの成長や成人が年をとる過程での心身の変化や認知能力の変化について実践的に研究しています。実際に保育園や老人ホームなどで観察や調査などを行うことで、人間の心理や行動についての理解を深めています。

心理学部 坂田ゼミ 人形劇

心理学部 坂田ゼミ 人形劇

 2022年7月8日(金)、坂田ゼミの4年生は長久手キャンパス付近にある「キッズツリー認定こども園竹の山」にお邪魔し、園児たちにハンドパペットの人形劇を披露しました。演目は小さな子どもにも分かりやすい「桃太郎」と「3匹の子豚」。園児から期待の目を向けられる中、人形劇がスタート。最初は桃太郎から始まり、子どもたちにも分かりやすいように大きな声で丁寧に台詞を読み進め、人形もコミカルで大きなリアクションを取りました。

心理学部 坂田ゼミ 人形劇

心理学部 坂田ゼミ 人形劇

心理学部 坂田ゼミ 人形劇

心理学部 坂田ゼミ 人形劇

 前半とはキャストを変えて始まった3匹の子豚では、子豚やオオカミの個性がしっかりと表現されており、園児たちは劇に見入っている様子。またオオカミが子豚の家を吹き飛ばそうとする際に、進行を務める学生が園児たちに応援を呼びかけることで、一方的なコミュニケーションにならないような工夫もされていました。園児たちは「おもしろかった」「もう一回見たい」と、劇を気に入ってくれたようで、学生たちも安心した表情を見せました。

 心の変化を研究する坂田ゼミの学生が、直接子どもたちの感情に触れる絶好の機会となった人形劇。子どもたちを楽しませるために試行錯誤し、実際に子どもたちを笑顔にできた経験が学生たちに自信を与え、さらなる成長につながることでしょう。

《学生コメント》

心理学部 坂田ゼミ 人形劇

心理学部 心理学科 4年 松金 千夏さん

 今回の人形劇では、子どもたちに楽しんでもらうことを一番に考えて、大きな声でゆっくり話すことと、身振り手振りを大きくすることを意識しました。全体の練習はゼミの時間を使って数回しかなく、本番では少し噛んでしまった事もありましたが、子どもたちが喜んでくれたので、本当に良かったです。 私は「障がいを持った子どもの心」をテーマとして卒論を書いてしており、今回のように実際に園児と関わり、子どもの感情や行動を間近で見ることができる経験は、卒業論文に生かせると思います。