追究

2022年12月02日

創造表現学部 メディアプロデュース専攻主催 プロに学ぶ!取材ワークショップ

創造表現学部 メディアプロデュース専攻主催 プロに学ぶ!取材ワークショップ

2022年9月15日(木)長久手キャンパス アネックス棟アトリエ

広告制作のプロから基本的な手法とノウハウを学び、
インタビューと記事の執筆に挑戦しました。

 創造表現学部 メディアプロデュース専攻では、今年度から新たに取材チームをつくり、大学の公式SNSやWEBサイトに記事を公開する取り組みがスタート。学生が大学の授業や先生方を取材し、学生目線からメディアプロデュース専攻の魅力を発信していく予定です。そこで今回は、取材チームの発足に向けて、取材に関心のある学生を対象とした「プロに学ぶ!取材ワークショップ」を開催。現役で活躍するプロの方を講師に招き、取材と撮影、記事の書き方について実践的に学びました。

創造表現学部 メディアプロデュース専攻主催 プロに学ぶ!取材ワークショップ

創造表現学部 メディアプロデュース専攻主催 プロに学ぶ!取材ワークショップ

 はじめに、メディアプロデュース専攻の宮田 雅子先生から今回のワークショップの目的と流れについて説明があり、その後、講師の方が紹介されました。最初に登壇したのは、本学の公式サイト『AS LIVE』やPR動画の制作など愛知淑徳大学の広報活動を手がけている広告代理店・廣告社株式会社の野口隆太さん。「取材の目的を明確にする」「リサーチの重要性」「時間配分について」「話の引き出し方」など、インタビューや撮影の基本的な心構えについてレクチャーしました。

創造表現学部 メディアプロデュース専攻主催 プロに学ぶ!取材ワークショップ

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 続いて、コピーライターの宮下和子さんからは、「質問項目の作り方」「メモのとり方のコツ」「NGな質問の仕方」など現場で役立つ実践的なノウハウをアドバイス。そして、カメラマンの古城友也さんは、スライドを使って実例を紹介しながら、「臨場感のある表情の撮り方」「トリミングのポイント」など、インタビュー写真の撮影方法について丁寧に説明してくださいました。

創造表現学部 メディアプロデュース専攻主催 プロに学ぶ!取材ワークショップ

創造表現学部 メディアプロデュース専攻主催 プロに学ぶ!取材ワークショップ

 昼休みをはさみ、午後からはいよいよ実践へ。取材の目的は「学生目線でメディアプロデュース専攻の魅力をPR」すること。取材対象者として、村上泰介先生、松井広志先生、藤田良治先生、政倉祐子先生が協力してくださいました。

創造表現学部 メディアプロデュース専攻主催 プロに学ぶ!取材ワークショップ

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 学生たちは3〜4名の6グループに分かれ、事前にどんな切り口で取材をおこなうのか相談しながら質問項目を作成し、段取りや役割についても決めていきます。取材計画が整ったあとは、先生方の個性をより引き出すために、研究室、屋外、教室など思い思いの場所へ移動し、インタビューと撮影をおこないました。

創造表現学部 メディアプロデュース専攻主催 プロに学ぶ!取材ワークショップ

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 約30分の取材を終えた学生たちはアトリエに戻り、記事の作成にとりかかりました。録音した音声データを聞きながら、文章の切り口、構成などを決め、話し合いながら執筆。同時に撮影した写真の選定やレタッチ(補正)作業にも取り組みます。読み手に伝わりやすい表現になっているか、大学の記事として適切な内容になっているか、講師の方に質問しながら、記事をまとめていきました。

創造表現学部 メディアプロデュース専攻主催 プロに学ぶ!取材ワークショップ

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 記事が完成したあとは、グループごとに作成した記事について発表。取材で心がけたこと、取材した内容を記事にまとめた際の視点、構成する上で工夫したことなどについて説明しました。先生の魅力を通して専攻の学びを伝えたり、先生が学生だったらという切り口で作成したり、Q&A形式でまとめたり、記事はどれも各グループのアイデアや工夫が光るクオリティの高い仕上がりに。講師の方からも「メディアプロデュース専攻で学ぶ楽しさが伝わる文章でした」「キャッチーな言葉を引き出した取材力に感心しました」「先生らしい表情を捉えた素晴らしい写真です」など、高評価をいただきました。
 取材方法や記事のまとめ方を実践的に学んだ今回のワークショップは、学生たちにとって貴重な体験となったと同時に、各自のスキルアップや就職活動に向けた経験値アップにつながるきっかけにもなりました。また、参加した学生の中から取材チームのメンバーが誕生し、メディアプロデュース専攻の魅力発信のために活躍してくれることを期待しています。